東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




自分たちの創業事業である業務システム開発やサーバーを中心にしたネットワーク環境の構築は、クラウドコンピューティングの進展で仕事の内容が大きく変わっています。たとえば、これまでハードのサーバーを販売して、お客様に最適な状態になるように設定することを仕事にしてきましたが、クラウド時代には「NIFTYクラウド」などを販売して、お客様に最適な状態になるようにチューニングして、提供していくことになります。また、「NIFTYクラウド」をはじめとした クラウドサーバー上で、システムを動かすことがあたり前になってくると、開発環境がPHP、MySQLをはじめとしたLAMPに移っていくことは間違いありません。これまでのように、お客様に専用のハードのサーバーを買っていただいて、設置し、VB.NETとSQLサーバーで、システム構築する案件はどんどん減っていきます。自分たちの場合は、あと数年後には、リプレイスされないまま残ったシステムを細々とメンテナンスしていくだけになっていくでしょう。

こうなることはもう何年も前からわかっていたのですが、未だにPHPやMySQLといったクラウド時代にふさわしい環境でのシステム開発経験が乏しく、「NIFTYクラウド」などの環境作りの経験が乏しいIT企業では、効率と品質が上げられなくなっていきます。こういった会社は、徐々に存在意義が薄らいでいき、少なくとも新規性、成長性の高い会社ではいられないでしょう。これらの「遅れ」は、クラウドコンピューティングがものすごい勢いで進展している現状では、致命傷になりかねない、重要な問題です。

もし、この部分で遅れが生じているとすれば、ここでがんばらなくていつがんばるのでしょうか。もうマジで、待ったなしですね。上の写真は麻布十番にて。

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