今年最後の墓参り ２

父親が亡くなり、はやいものでもうじき４年になる。今日は父親の眠る林そう院（←「そう」という漢字はＪＩＳにないみたい）へ家族全員で行ってきた。平穏でおごそかな年末の休日。

お墓参りを終え、本堂へ参拝。そしたらちょうど住職さんの奥さんがでてきて、「まぁ、これはこれはおそろいで！」と挨拶してくれた。「昨日はお母さんもきてくれたんですよ」と。

一瞬、家族全員きょとんとなった。確かに父親が亡くなった直後はずいぶんお世話になり、1年前の三年忌のときもお世話になったけど、逆に言うとそのときくらいしかお会いしていないのに、ぼくらのことをちゃんと覚えてくれていて、顔をみるなりにこやかに挨拶してくれたことにびっくりしたし、うれしかったのだ。

「それでは良いお年を」ということで本堂を後にしたとき、日頃反抗期で手を焼いている息子たちがすっかり素直になっていてまたびっくり。普段はカメラを向けると逃げてしまうんだけど、珍しく「一緒に写真を撮ろう」ということになって４人で納まったのが上の写真。最近では貴重な家族４人が写る１枚となった。

　　

今日は暖かくて天気も良くていい日だった。山と空がきれいだし、本堂の瓦もいい感じ。

　　

足元に目をやると歩道の落ち葉がきれいだった。自然が作り出す黄色とオレンジと緑の色合いは味わい深い感じでいい。写真右上は 焼津のシンボル 高草山の山頂付近。

父親がプレゼントしてくれた和みの時間に感謝。父親のためにも 仕事、がんばらないと。