東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




今日は船井総研さんの事業強化ミーティング・デー。朝一の斉藤塾では
毎月恒例の斉藤さんからの講演をいただきます。今回のテーマは・・

ドイツ最新ビジネスレポ!!

先日斉藤さんが行かれたドイツ・グレートカンパニー・ツアーのエキス
を圧縮して教えてくれました。インダストリー4.0は今どのような進展を
みせているのか? シーメンスの取り組みは? SAPの取り組みは?
いまやシリコンバレーをしのぐ?スタートアップの街、ベルリンは今?

な~んてお話しを、スライドを駆使して、教えていただきました。



日報をみる限り、社員からも大好評。勉強になります。なにより視野が広が
ります。ありがたいです。

ホントに、毎月毎月、「この辺ではちょっと聞けないよね」ってレベルのお話し
をいただいていると思います。それを毎月聴いている社員たちはきっと成長して
くれるはず。楽しみです。

今日はその後の部門長ミーティングも、すっごく気分がよかった。
というのも、各部門の報告レベルが上がっている。数字も緻密で細かくて正確。

ベースには去年管理部門が取り組んだ案件別原価管理体制の構築があるのですが、
それを各事業部門が見事に取り入れて、分析、把握に活かして、事業部経営に
活かすことができています。なんか、ホントにみんな成長してると思いました。

全国のたくさんのIT企業を見ている斉藤さんからも「このレベルは高いです」と
はっきりおっしゃっていただけ、ありがたかったです。

以下は、斉藤塾を拝聴しての、自分の感想。

シーメンス、SAPという名前はもちろん有名ですが、アメリカの
Google、Apple、facebook、AMAZONという名前に比べると地味で、
日本での知名度は低いですよね。IT業界にいる自分たちは特にそうですが、
ビジネスはもちろん、音楽や映画など、あらゆる面でアメリカの影響下に
あり、アメリカのスタンダードを「グローバルスタンダード」(世界標準)と
見ている傾向があります。これは国からして、その傾向が強いと思います。

ドイツ(EUと言ってもいいかも)は決してアメリカのスタンダードを
グローバルスタンダードとは考えず、インターネットを活用したビジネス革新
においても、国策として「インダストリー4.0」を提唱し、製造業を中心に、
革命的な効果を上げているところがすごいですよね。

もはやシリコンバレーを凌ぐのではないかと言われるベルリンのスタートアップ
支援体制もすごいと思いました。実は日本にも「日本版インダストリー4.0」と
いうのがあるのですが、知っている人は少ないと思います。知名度、徹底度合いが
ドイツのそれとは大きな差があり、日本ではインターネットを利用した
ビジネス革新において、軸が定まっておらず、それぞれの企業がバラバラに
取り組んでいるイメージです。

製造業中心の国で、GDPや国民性でよく似た日本とドイツですが、国民一人
あたりの、時間当たりの生産性で大きくドイツに引き離されているのは、
上記のような理由によると思います。

ただ日本企業はまじめな会社が多いし、ようやくインターネットによる
ビジネス革新に目を向け始めており、これから生産性の向上に取り組んでいく
のだと思います。ちょうど働き方改革のトレンドもきているし。

国レベルの国策だと、どういう経緯で決めているのか、あまり身近では
ありませんが、この近辺の例で言うと藤枝市は明らかに「ICTによる地方創生」を
市の政策のど真ん中に据えている自治体で、周辺自治体に比べると産業活性化で
成果を上げているし、スタートアップ支援も活発だと感じます。

斉藤さんの講演の中で、自分がいちばん気になったキーワードは「非中央化」。
地方都市を拠点とするサンロフトには歓迎すべき概念だと思うのですが、
「今後、どういう方向に進むのか?」「どういう影響がでてくるのか?」と
いう点でとても興味をひかれました。先進事例としてドイツに注目したいと
思います。



「SUNLOFT」の看板を照らす照明を今日、変更してくれました。



おかげでロゴが読めるようになりました。



朋電舎さん、橋本組さん、どうもありがとうございます ( ´ ▽ ` )ノ 。



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