東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




ずっと書きたいと思っていたソウルレポ。今日(27日 土曜日)は楽しみにしていたゴルフが雨で中止になってしまったので、10月19日から22日まで3泊4日のソウル紀行のことを、若干薄らいでしまった記憶をたどって、書いてみよー。

10月23日の「ソウルレポ (序章)」というブログ記事の中で、たくさんのお世話になった方々へのお礼などは書いたので、ここではそういうことは省略させていただいて、自分の感想文的に書いてみる。

まずTOPの写真はソウルの夜景。きれいだったなぁ。人口1,000万人を超す大都会ソウル。羽田からソウルは2時間ちょっと。いっしょに行った橋本君と仕事の話をしたり、機内食を食べたりしているうちにスグ到着。ホントに近い。この夜景が見えたときは感動した。

  

写真左上は東大門(とんでもん)のショッピングセンターにて。これ多分午前1時くらい。みんな普通に買い物しているんだよね。親子連れがいたり、リヤカーで買い物にきている人たちもいてパワフルだ。若者たちをみていると格好も表情も日本と何も変わらない。すでに流行や感性は瞬時に海を越える時代になっている。
写真右上は東大門付近 外の様子。午前1時半くらいかな。超渋滞してるからびっくり。

  

東大門付近の屋台で夜食。楽しかったしおいしかった。この日はずいぶん冷えていたけど夜がふけるのもわすれて話に花が咲いた。

  

翌朝。実はこの週末は「日韓交流おまつり2007 in Seoul」というイベントが行われていて、日本からは各県でブースをだしてPRしていた。日本は観光的には完全に「貿易赤字状態」で、日本から海外旅行に行く人に比べて海外から日本に来る人の方が断然少ないらしい。

写真左上は静岡県ブース。県庁の職員の方々も朝からがんばっていた。特に2009年3月(だと思った)には「富士山静岡空港」がオープンするし、アシアナ航空がソウルと釜山から便をだしてくれることを表明してくれたので機運は盛り上がっている。
写真右上は人が集まっている静岡県ブースの様子。写真を見てもわかるけど、みんな厚着している。実はこの日は摂氏2度くらいまで下がっていたのかな。寒波がきていたみたい。そこに何も知らずに普段のスーツで行ってしまったのでたまらなかった。旅先で必要なものは現地調達するスタイル(買い物自体が楽しい)なんだけど、これからは気温だけはネットで調べてから旅に出よう。

  

写真左上 ソウル市庁舎。写真右上は市庁舎前の広場。こちらが「日韓交流おまつり2007 in Seoul」のイベント会場になっていた。こちらでの催しは夜まで続いた。

  

映像ソフト、ホームページを制作している会社を訪問。写真左上はサンロフトサイトを開いたところ。韓国のブロードバンド普及率は素晴らしく、こちらの事務所でも従業員は10人くらいだったけど、回線は100MBのスピードがあり、それが普通とのことだった。サンロフトサイトも瞬時に開く。「これ、ウチの会社で見るよりはやいんじゃない」ってことでブロードバンド談義が盛り上がる。やはりブロードバンドインフラは大事。日本も更なる強化が望まれる。
写真右上はカード決済システム。こちらのユニットでクレジットカードをスキャンして、手前の液晶パネルに電子ペンでサインをすれば決済は完了。こういう端末が一流ホテルだけじゃなく、普通の喫茶店とか飲食店でも普及しているところがすごい。

  

写真左上 景福宮にて 橋本君と。韓国の故宮にあたるのかな。観光客で賑わっていた。日本統治時代は総領事館が設置されていたとのこと。その建物は撤去され、元の形に復元しているところらしい。
写真右上 グランド・ハイアット・ソウルのティールームで過ごす優雅なひと時。漢江(ハンガン)の雄大な流れとソウル市街を望む眺望が素晴らしかった。

  

再びソウル市庁舎前の広場。夜に入ってイベントはさらに盛り上がっている。ステージでは日韓交互にいろいろな舞踏を披露していた。つくづく感じたのはやっぱり日本文化や歴史、できれば隣国 韓国の文化や歴史について、もう少し知識があればよかったと思う。写真右上は日本の三味線の演奏と踊りなんだけど、現地の人から「何ていう曲なの?」って聞かれても「え~っと・・・」って感じで全然知らない (^^;) 。はい、ぼくも初めて聴きました。

  

3日目。アシアナカントリークラブにて。これまでソウル入りして以来 連日午前様になるまで飲んでいた疲れをもろともせず、ゴルフ場へ。2組8人で楽しくラウンドさせていただいた。ゴルフのことはこちらの記事で書いたので省略。秋の気配がいっぱいの美しいゴルフ場でパートナーとキャディーさんに恵まれ めいっぱい楽しませていただきました。


今回のソウルツアーでは前職のとき韓国滞在が長かったHさんのおかげでたくさんの素晴らしい人たちをご紹介いただいた。Hさん、本当にどうもありがとうございます。キムタクが韓国に来たときに通訳を担当したという通訳の方、ノムヒョン政権の次の政権を支えるであろうシンクタンクの方、映像コンテンツとホームページを作っている会社の社長、囲碁サイトを運営している会社の社長、静岡空港開港を機会に子どもたちが交流できる仕組みを考えているプランナー・・・いろいろな素晴らしい人たちとの語らいが楽しかった。

ソウルの街は大都会で、コンビニもあるし 飲食店も多いし 生活するにはまったく困らないと思う。今はウォンが円に対して強くなっているから物価の割安感はない。タクシーは安いけどそれ以外はむしろ高い感じだ。
オリンピックやワールドカップのようなイベントが続いたので近代的なイメージになっているけど、ソウルから40km北に行けば北朝鮮との国境だし、つい10数年前までは政情も不安定で戒厳令が布かれていたところだから、それなりの緊張感もあるような気がする。

自分がみたソウルの人たちはとてもエネルギッシュでストレートにモノを言う人たちが多かった。日本では「よくない」と思っているのに、面と向かっては言えずに「いいですねー」って言ったりするケースがあるけど、そういうときははっきり「よくない」ってホンネを言う感じなのだ。ホンネをぶつけ合うと場合によっては話がギスギスしてしまいそうだけど、それが日常の習慣になっていれば 確かにその方がハッキリ伝わるのかもしれない。

自分の考えをはっきりと主張し、高い志をもっているソウルの人たちとの出会いが、これまであまり韓国は好きではなかった自分を韓国ファンに変えてくれた。4日間、楽しかったです。お世話になった皆さま、どうもありがとうございました。

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