六本木ヒルズにあるセールスフォースドットコム社のISVパートナープログラム説明会に社員の中村 雄君と参加してきました。ワクワクするのとびっくりするのと半々な感じ。時代は変わっていきますね。そのスピードが速すぎて自分もついていくのに必死です。これらのすぐれたテクノロジーをいかにしてエンドユーザーの皆さんに親しみやすくお届けするか。これがウチの会社のミッションになりますね。週末にこのブログにも書いたけど、やはりセールスフォース社のサービス「force.com」がクラウド・システム開発の有効なプラットホームになることは確実です。パートナー契約の締結とこちらの活用ノウハウの蓄積にさっそく取りかからないと。
クラウド・コンピューティング。この分野がこれからの成長分野です。これまでのクライアント・サーバーシステムや、Webベースのサービスだとしても、データセンターの「ラック貸し」型のサービス提供スタイルは古くなります。そして競争力をなくしていき、徐々に衰退していきます。かつてオフコンがパソコンに淘汰されたように、同じような道筋をたどると思う。もちろん企業は保守的なところだし、「なにか間違いがあってからでは困る」と考えるのが一般的なので、既存のシステムが一気に変わることはないと思う。試行錯誤を繰り返しながらも、大きな流れとしてはクラウド・コンピューティングに向かっていくことになるでしょう。徐々に移行が進み、徐々にそのペースが上がり、最後は一気に進むと思います。自分の場合、クラウド・コンピューティングの提供者としてはもちろん、利用者、一企業経営者としても、クラウド・コンピューティングの活用に取り組んでいく必要があります。そのことが、その後の競争力、成長力に大きな影響を与えることは確実です。
ソフトバンク : iPhone、iPad、Android端末などクラウド・コンピューティングのためのディバスと回線の提供
Google : GoogleAppsによるメール、カレンダーなど。クラウド・コンピューティングの汎用ビジネスシステムの提供
amazon : WordPressなどで構築する一般的なWebサイトを設置する標準的なスペースを提供(EC2)
Salesforce : クラウド・コンピューティングシステムをユーザー向けに個別開発して提供する標準的なスペースを提供(force.com)
実際にはamazonとSalesforceにまたがってサイトを構築することも多くなると思う。もちろんここにMS社のクラウド向けサービスが加わることがあるかもしれない。そしたらそこにも取り組んでいく。ただ現時点では上記の4社が、これからの重点的なパートナーになると言えると思う。かつてはNEC系列なのか、富士通系列なのか、そのことが重要だった時代があったけど、遠い過去のこと。その後、Win・tel(ウィンテル)と言われるパソコン全盛の時代になり、マイクロソフトとインテルが謳歌する時代が長く続いたけど、今、それも終わろうとしている。これからは上記の会社がIT業界のテクノロジーをリードしていくのだと思う(ソフトバンクのところはAppleとした方がいいか)。残念なことだけど日本企業にIT業界のテクノロジーをリードしていく力はない。ただ、時代はどんどん変わっていくし、「日本企業が云々・・・」などと悠長なことを言っているヒマは自分達にはなくて、最善のツール、プラットホームを選択し、ノウハウを蓄え、最善のサービスを親しみやすく提供していく。そこに迷いなく特化して行動していかないと。
そうそう、iPhoneも今日で新旧交代。iPhone3Gが発売されるとすぐに利用を開始して、以来とても気に入っていた。今でもキズひとつなく、けなげに働いてくれるけど、その後3GSがでて、ついに4がでてもうしばらくたつし、だからさすがにiPhone4に交代することになりました。使い始めたところだけど、快適!とにかくキレイで速い。iPhone4、これからよろしく。iPhone3Gはこれまでほんとにありがとね。
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