東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




静岡県は首都圏と中京圏の中間にあり、気候温暖、交通至便で、産業立地としては
とても恵まれていると思う。ましてや、食にも恵まれ、風光明媚。住むには、こんな
にいいところもないんじゃないかと思える。

そんな静岡県が、年間約2万人の人口減少で、全国的にも北海道に続き、ワースト
2位になっているという。特に20代前半の女性の転出超過が群を抜いて高い。
つまり、女子大生が卒業しても県内に仕事がない、ということになる。

静岡県は全国屈指のものづくり県で、工場がとても多い。
そんな静岡県が、「人口減少に見舞われている」ということが、「工場が海外に
移転して、製造業の就業人口が減っている」ことを如実に表している。
一度海外に移転した工場が簡単に国内に戻ってくることは考えにくい。今は、

・製造業が新しい雇用を生みだせるように変わる必要がある

それから

・製造業に替わる、新しい産業を生み出していく必要がある

ということだと思う。
この2点が、今、静岡県が抱える最大の、最も根本的な社会的課題だと思う。

製造業が変わっていくためには、いよいよIT、インターネットを取り入れた展開
が不可欠になってくるはず。サンロフトはそこに貢献していきたいと思っている。
一方で後者の方。つまり新しい産業を創出し、雇用を生み出していくことは、
これは自ら実践していきたいと思っている。

2015年度の事業計画では、こういう視点も盛り込んでいきたいと思っている。

幸い、今の学生や若い人たちは、ぼくらの頃に比べると、遥かに社会性が高く、
IT活用力が高い。時流に適合した人材が大勢いる。

2015年は、若い人たちと社会的課題を解決すべくがんばっていこう。


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