東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




横浜のS社さんに年末のご挨拶におじゃましていました。帰り、S社の社長さんが呼んでくれたタクシーに乗り込む。

松 「ここからですとJRの駅は石川町がいちばん近いのですか?」
運 「そうですね」
松 「じゃ、石川町までお願いします。ただ、途中で、1枚写真を撮りたいのです」
運 「写真ですか?」
松 「運転手さんがオススメの『これぞ横浜』ってシーンを紹介して下さい」
運 「そうですね、自分としては大桟橋から見える景色が好きですね」
松 「山下公園の向こう側、みなと未来地区のこっち側くらいですか」
運 「そうですね、夜景もきれいでデートスポットにもなっているようです」
松 「じゃ、大桟橋に行ってみましょう」
運 「そこからだとJRの最寄り駅は関内駅になりますが」
松 「了解しました。じゃ、大桟橋経由関内駅でお願いします」

ということで立ち寄った大桟橋からの眺めが上の写真。もうサイコー!でした。これぞ横浜。

  

世界一周クルーズをはじめ様々な大規模クルーズで有名な豪華客船 飛鳥がちょうど停泊していました。すごいっ!巨大なビルが海に浮かんでいるようです。 冬の空と海にベイブリッジが映えます。運転手さん、どうもありがとう。時間にして15分くらいの寄り道だったけど、超満足の「ミニ旅行」になりました。

  

関内駅に向かう途中の古い建物。新しい建物とのコントラストが街の景観をとても魅力的なものにしています。

  

関内駅にて。ビルに空と雲が映っていて、なんか「かっこいい!」って思ってしまったので撮影。

 

静岡に戻る東海道新幹線からの車窓。小田原-熱海間の相模灘と三島-新富士間の富士山の眺め。ビジネスで利用されることが圧倒的に多い東海道新幹線だけど、海、山、街と変化に富んだ車窓が楽しめる鉄道だと思う。特に東海道本線の方だとより風景が近くて、臨場感が高い。景色も秀逸な鉄道だと思います。 

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横浜に行くと必ず思い出すのはS社の専務だったYさんのこと。ぼくの大学の先輩でもあり、とても頭がよくて、とてもチャーミングな女性だった。本当に哀しかったけど、5年前に若くしてなくなってしまった。S社さんとのお付き合いはその後も続き、もうじき20年になる。社長さんはYさんのお母さんで、お話ししているときに「早いものですねぇ」という言葉が自然とでてきた。でもしんみりした雰囲気は社長にもYさんにもぼくにも似合わない。だからすぐに笑ってしまった。

今日見た躍動感溢れる横浜の街も、ぼくの中ではYさんのイメージのまま。ぼくの中の横浜は、今でも「Yさんがいる街」なのです。

ぼくがYさんのことを思い出しているとき、ぼくの心の中でYさんは生きている。横浜にくるとそのことをいつも実感させてくれるのでした。

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