東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。





今日の静岡新聞の朝刊1面で「地方議会で議員の女性比率が低い」ことが報告されていた。ちょうど今日は焼津市議会議員選挙の投票日だったこともあり、久しぶりにブログにちょっとひと言書きたくなった次第 ( 笑 ) 。

県内の自治体のうち女性議員がゼロの自治体が14%あるってことだけど、ぼくはそのこと自体が問題とは思わない。議員の役割って「地域を豊かにし、住民を幸せにしていくこと」それに尽きていると思う。そのための「政策を立案し、提言し、実践していくこと」そして「国や県、住民とよく話し、納得感を醸成し、折り合いをつけていくこと、不満を少なくしていくこと」だと思う。そこに真摯に向き合い、行動してくれる議員なら、ぼくは男でも女でもいいと思っている。

社会が変化して、専業主婦が激減し、働く主婦が大幅に増えている。そこには「社会的課題も多く生じ、そういった対策は当事者である女性の方がよくわかるだろう」という意見があるけど、それなら、そのことをきちんと主張して、選挙で選ばれればいいのではないか。そして持論の政策を実践に移していってもらいたい。そもそもそういう課題に対して、女なら理解があって、男は理解がないと決めるような論調はちょっと一方的過ぎると思う(この記事がそういう記事ということでありません)。とても上から物申すような立場ではないけど、仕事柄、保育園、幼稚園等、子育て支援施設に対する政策等は「省庁・部門の壁」を感じることはあるし、政治家の人たちには男女問わず、本来の目的(=子育てをより豊かで、不安が少ないものにする)を実現するために行動を起こしていってほしいと思う。

似たような話として、「女性活躍社会」ということがよく叫ばれ、女性が活躍している企業は「えるぼし認定企業」として認められる。実はサンロフトはこのえるぼし認定をずいぶん早いタイミングで、最上位(当時)認定されている。気がつけば、女性管理職が全管理職の50%を超えたときがあるし、今でも30%以上だと思う(もっとかな?)。産休、育休などの制度もずいぶん整備されたし、子育て中は時短管理職とかテレワーク管理職とか、普通にいる。

ただその辺りのことは特に「女性管理職を○%にするんだ!」とか「女性をもっと活躍させるんだ!」とか、力んだことは1度もない。あくまでも「適材適所の実践」であり「男子社員も女子社員も、みんな同じように活躍してほしい」と思っている(← 女性管理職の社員たちからもそうあってほしいと言われている)。思えば、会社というのは「事業を行い、それによってお客様にご評価をいただき、喜んでいただく。そして、その仕事に関わる社員が幸せであること、充実感があること、そして成長していくこと」。会社とはそういう場所だと思っている。それを実現するための「最適な布陣、最適な応援をどのように行なっていくか」、常にそのことを考えて経営している。

だから「女性議員ゼロの自治体が14%なのは問題だ!」とか、そういうことじゃなくて、選挙のときだけ美辞麗句を並べていても「地域を豊かにし、住民を幸せにしていくこと」という本来の議員としての目的に、日頃の行動が合致していない議員が14%もいたら、「それは問題だ!」という風に論点を変えていくべきなのかな、と思いました。

ちょうど今日は焼津市の市議会議員選挙。ぼくが応援した石田江利子さんはまさに女性議員だけど、ぼくは別に女性議員だから彼女を応援したワケじゃなくて、日頃の彼女の言動と考え方、何より実践されていることが好きだから応援したのでした。きっと今日の夜にはトップ当選の報が放送されると信じているのでした ( ´ ▽ ` )ノ 。他にも応援したい人はもちろんいるけど、1票しかないので、申し訳ありません。ご容赦ください。



もう1つ。これは今朝の日経新聞の方だけど、すごく気になります。実は来週ホーチミンに行く予定。まさにベトナムのベンチャー企業に出資したいと思っているのでした。この記事だけで行動を変えるようなことはもちろんしないけど、きちんと情報を集めて、考えて、行動していきたいと思います。



最後にこれ。日経新聞に掲載されていた記事(これ、記事広告なのかな??)。文章の造形が深くて、読みやすくて、記事広告だとしたら効果高いだろうなぁ〜って思いました。
昭和の「POPS QUEEN」伊東ゆかりさんの生い立ちの頃からよく取材されていて、「ブルーシャトー」とか「天才バカボン」という当時の社会のトレンドワードも登場して、読み手としては、心を開いた状態でデビュー → ヒットのストーリーを読むことになり、とても共感が高まりやすいと思います。伊東ゆかりさんの代表曲というとやっぱり「小指の想い出」になるのだと思うけど、当時の自分(=子ども)には「♪ あなたが噛んだ小指が痛い」という歌詞が妙にリアル過ぎて「指を噛むって、どういうことだ?」ということになってしまい(かなり間違った映像が頭の中に投影されている)、入りこめなかった気がする。それよりも自分としては「恋のしずく」が子どもながらに好きだった。「♪ 肩を濡らす恋のしずく 濡れたままでいいの このまま歩きたい」という詞の真意が当時の自分にわかるわけはないが、メロディーラインと言葉の感じが「いいなぁ〜」と思えて(好きなタイプの映像が頭の中に投影されていた思われる。それが作者の意図と離れていたとしても)しっかりINPUTされた。記事を読んでいて、なんとなくその頃のことを思い出した(今さらですが)。



ま、いいのですが、そんな感じののどかな日曜の午後なのでした。
もちろん、このブログ記事を書いているBGMは「懐かしの昭和歌謡」。「恋のしずく」、久しぶりに聴いたけど、やっぱりよかったです ( ´ ▽ ` )ノ 。


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