東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




1月7日(金)大手町にて。大手町というと巨大なビルがそびえ、大手企業が入居しているというイメージがある。実際写真のような状況でして、多くの人が思い描いているとおりの街なんじゃないかな。

ネットバブル華やかなりし頃は渋谷を中心にITベンチャーが集まり、「ビットバレー」みたいな言葉も生まれたくらい。これからはITビジネスの中心は渋谷に移るのか、みたいな感じもあった。でもそういう言葉は今は全然きかない。もちろんサイバーエージェント社に代表されるように渋谷に本拠を構えたベンチャーで、今でも立派に頑張っている会社はたくさんある。でもブームは去っている感じがする。IT企業は 渋谷というより都内全域に分布していて、ようするに東京全体での集積がすごいんだよね。ま、これはITに限らず全業種そう。いずれにしても東京はすごいところだ。

大手町はぼくらのオフィスがある日本橋の「となりまち」。だから歩いていける。でも日本橋とはずいぶん雰囲気が違う感じだ。日本橋は庶民的で、三越に代表されるように商売人の街って感じがする。オフィスビルの規模も大手町に比べると小さくなるし 入居している企業の規模も小さいのだろう。その分数が多くてゴチャゴチャした活気がある。大手町はエスタブリッシュメントというか、天下国家を論じるような大手企業群がそびえ立つイメージがある。整然としていて迫力ある。学生の頃は抵抗を感じるエリアだったけど、今はそんなことはない。品格のある大人の街って感じだ。

昨日、今日と二日間かけておつきあいいただいている都内の企業をまわり、年頭のご挨拶をしてきた。次は12日(水)にもう一日、都内の企業をまわる。いわゆる「挨拶まわり」はそこで終了。どちらの企業でもとてもにこやかに「今年もよろしく」「今年もいいビジネスをしていこう」って感じの年頭のご挨拶になっている。外は寒くても心はホット。とてもうれしいのでした。

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