NHKのテレビ番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」は大好きな番組の一つ。その番組でプロ棋士の羽生三冠を特集したときは特に感動しながら見た。そのときのことは去年の7月16日のブログで書いた。あのときはDVDで録画して、1回目はそのまま集中して見て、2回目は巻き戻しながらメモを取りながらみた。そしたら今、番組の内容を本にまとめてくれて売ってるんだよね。至れり尽くせりの世の中だなぁ。もちろん買っちゃうんだけどね。NHKもなかなか商売熱心だなぁと思ったり。
番組の中で羽生三冠が言っていたことは7月16日のブログで書いたので、今日は本の中で、番組の司会者の茂木健一郎さんが言っている言葉を中略しながら紹介します。
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羽生さんに聞いた話の中で、どうしても忘れられないことがある。将棋というのは、徹頭徹尾失敗を検証し、そこから学ぶ競技だということである。
私たちは失敗してしまった場合、ついついそれを忘れたいあまり、「水に流し」たり、「無かったことに」したりしがちである。失敗から学ぶためには、自分のやったことをきちんと記憶していなければならない。どこが悪かったのか、正面から逃げずに向き合わなければならない。
個人としても、社会としても、あるいは国としても難しい。「過去と向き合う」という行為を、羽生さんは自然に習慣として実行されている。
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過去と向き合う。そう。これは大事だ。そうでなければ失敗は単なる失敗で終わる。失敗から学ぶためにはきちんとそれに向き合う必要がある。このあたりは現代人は弱い。自分もそうだ。過去と向き合う。これはさらに前に進むためにこそ、必要なことだ。
追 :
将棋を題材にした話で9月28日の最先端の感覚という話もなかなかいい話(← 自分で言うな (^ ^;) )なので、ぜひ読んでやって下さい。この感覚、すごくわかる気がします。
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あと好きなのは「プラネット・アース」ですね。撮影現場の凄さをいつも感じています。
家のHDDVDに全11話入ってますから、ぜひ見に来てください。ハイビジョンでの映像は感動です。
昨夜の指揮者・大野和士氏出演見ました。
この番組を緊張感の抜け殻みたいなオバサン化したスエット姿で見ているとなんだか自分が恥ずかしくなっきます
ぴょんさん、「プラネット・アース」全11話 が全部撮ってあるのはすごいですね。じゃ今度おいしい食べ物をもっておじゃましますので、ワインの方をぜひ (^ ^;) 。
にゃんみーさん、ぼくも大野和士さんの番組みました。すごいですよね、プロは。ぼくもいつも見るときはいつもスエット姿で・・。ま、その点は気にしないと。