東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




2011年2月19日(土)。サンロフトでは全社員にiPadを配布しました。iPhoneをもっている人も(自分も)、Android端末をもっている人もいます。それはそれとして、iPadは全社員配布です。
全社員配布にあわせてパスコードなどのセキュリティーシステムも整備。機器紛失などの事態が生じた場合も、品質管理課に連絡すれば 工場出荷状態に瞬時に戻せるようにしました。写真は初期設定と利用ルールの説明をしているところ。7notes(セブン・ノーツ)をはじめとする業務で利用する主なアプリの紹介・説明も含めて午前中いっぱいで完了しました。こういうところはITスキルを日常業務で鍛えられている会社のメリットです。みんな飲み込みがはやいです。



   初期設定関係の説明をする椎野君

営業マンは営業マンなりの、エンジニアはエンジニアなりの、デザイナーはデザイナーなりの、管理部門は管理部門なりの、iPad活用法を見つけ出し、報告してくれるはずです。
それらを調整し、組み合わせ、仕事のやり方を変えていきます。必要なアプリは自社制作します。まもなく始まる2011年度(4月1日から)中には、これまでの仕事のやり方とはまったく別次元のところにいけるようにします。



   アプリケーションの説明をする西山さん



   iPhoneを書画カメラとして使い、iPadの画面をプロジェクターに投影中

「なんでそこまでして、iPadを配布するの?」って言われれば
「全社員配布は、新しい、超便利な、今後急速に発展していく 情報インフラの整備です。インフラの整備は会社の仕事です」ということになります。
たとえばいちはやく鉄道網というインフラを整備した国がその後発展したように、この新しい情報インフラは、社員の能力を引き出し、会社を発展させていくためのキーになると思っています。

「インフラの整備はわかったけど、そこで実際に何をするの?」と言われれば
「メール、スケジュール、社内日報、データ共有をはじめ、すでに様々な業務が動き出しているけど、自分が最もやりたいことはソーシャル・マーケティング」です。

ノートパソコンも保有しているし、ほとんどの社員は 通信カードを差し込んで、どこでもモバイル・インターネットするスキルはもっているけど、ソーシャル・マーケティングに取り組むためには、もっと圧倒的に簡単に、瞬時に、どこでも インターネットが使える必要があります。twitterや、facebookはプライベートでも楽しめますが、ソーシャル・マーケティングに取り組むための重要なプラットフォームなので、今後も積極的に利用して、理解を深めていきます。twitterやfacebookを利用する場合にもiPadは非常に親和性の高いディバイスになります。そのことは、今回のiPad全社員配布の大きな理由のひとつです。

「ソーシャルマーケティングって何?」って場合は、この本とか、とてもわかりやすく説明してくれていると思います。



午後からは社内で「引越し」も行われていました。2011年度に向けて着々と準備していきます。

iPad全社員配布のセレモニーは来週の月曜日の朝、全体ミーティングのときに実施します。
配布の意義、ねらい、などもそのときに話しをする予定。
社員のみんなは、まずは、この週末で、徹底的にiPadを使い倒してみて下さい。



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