筑波大学院の安梅先生の研究室の皆さん、全国夜間保育園連盟の皆さんのご要望を受けて開発してまいりました「総合園児支援システム」。
ファーストバージョンを納品させていただきました。
この事業は2011年度、2012年度と続きますので、引き続きシステム開発を継続しますが、まずは2010年度版が完成です。
現場の先生方の「経験的根拠」と、研究データに基づく「科学的根拠」を両輪として、保育の質の向上をエンパワメントする
という安梅研究室の皆さんの熱い思いがこめられています。
先生方にとって、できるだけ使いやすく、データを入力していただけるように、今回のシステムはiPad対応です(写真)。
子どもたちの「発達評価」が行えたり、「気になる子ども支援」、「社会的スキル尺度」等が、根拠に基づいてわかるようになります。
たとえば、多動児のお子さんが1人いると、事実上そのクラスの授業は崩壊してしまいます。
実際、そういう子どもたちは増加する傾向です。
また、現場の先生が「ことによると・・・?」と思っても、なかなか保護者の方には言いにくい。
先生方や保護者の方々が早い段階で科学的根拠に基づいて、そのことに気づき、ケアしていけるようになることで、
多動児は減らせるはずで、その観点からみても、とても社会性の高い事業といえます。
サンロフトは安梅研究室の皆さん、全国夜間保育園連盟の皆さんに喜んでいただけるように、努力するとともに、
この総合園児支援システムを普及させる部分でも活発にかかわっていきたいと思っています。
営業、設計、開発、デザインに関わってくれている社員の皆さん、引き続きがんばっていきましょう。
子育て支援、保育の質をさらに向上させていただくために、貢献しよう。
2010年度はたいへんお世話になり、どうもありがとうございます。
2011年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
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