2日間に渡るISO9001 維持審査の対応が終わった。不適合は1つ指摘されたけど、おかげさまで無事審査は終了し、認証を継続することができた。品質委員の社員の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいだ。
ISOの要はなんと言っても品質管理責任者。(品)長だろう。ISO認証当初から(品)長の重責を果たしてくれたのがY君。これまでISOを取得し、認証を維持してきたのは (品)長としてのY君の活躍があればこそ と思ってる。
品質委員 全員頑張ってきたんだけど、審査後の反省会では やはりISOを本当の意味で機能させるには(品)長が兼任では無理だということになった。
これからは(品)長に専任者を迎えようということになった。
① 口うるさく、細かいことをフォローしてくれる人
② 品質管理業務の経験者
③ 現在は定年退職している年配者
こういう人を専任で迎え、ウチの会社の(品)長として品質向上に貢献していただこうと思っている。
せっかく認証取得したISOを大事に、かつ有意義なものにしていきたい。
Y君からは以下のようなメールをもらっている。
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品質管理について、今しっかりやらないといけない時期にきていると思います。
今年度 多数のトラブルが発生してしまったのは、認証維持のための品質マネジメントシステムになってしまっているからだと思います。本当にきっちりした品質システムによりトラブルを防止すれば
専任者の人件費 < トラブル対応費
という計算式が成り立ち、会社の利益につながりISOを取り入れて儲かるようになった会社になれると思います。
もちろん、品質管理責任者の方向性が決まるまでは自分が継続します。
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うれしいな。
こと、ISOに関してはホントに自分はダメなんだ。こういう管理は弱い。
これだけダメな経営者を支えてくれた(品)長はじめ、品質委員のみんなには本当に感謝してる。皆さん、ありがとうございました。
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ウチの会社も約半年前に監査がありましたが「合格」でした。
しかし、ISOを認証してからの維持は本当に大変だと思います。
当初、ISOの為だけに働いているという意識が強かったですが、最近ではISOに沿って仕事をすればに変わってきていると思います。
でもそれを会社の利益につなげるあたりは、さすがY氏ですね。
ウチの会社も見習って欲しいものです(^^ゞ
ちなみに我が社は品質保証部なるものがあり、2人体制で1人は社員(40代?)、1人はOBで顧問(60代?)となっています。
では、また。
「ISOのために書類を準備する」という状態から「ISOに沿って仕事をすれば品質が向上していく」という状態にはやく移行できればと思っています。
むとさんのところは品質保証部 2名体制ですか・・、うらやましい。本当はウチもそのくらいの体制を作りたいんですけど、T産業さんのように儲かっていないものですから・・・ (^_^;) 。
でも専任でやっていただける方に1名入っていただいて、品質活動を強化したいと思っています。