日本橋人形町にあるO社さんからホームページに関してお問い合わせをいただいた。O社さんの悩みは以下のとおり。
1.今あるホームページはサーチエンジンにひっかかりません。上位は望みませんが、どうすればひっかかるようになるのか。
2.技術情報や業界のニュース、中古製品情報を、業者に頼まなくても簡単に更新できるようにしたい。
3.メールマガジンを発行して、ホームページを更新したらそのことをお客様にお知らせしたい。
それぞれの質問に対する自分の答え
1.残念ながら今のページをみるとイメージが多く、テキストが少ない。「キーワード分析」を社内で行った形跡はないし、キーワードの絞り込みもできていない。サーチエンジンにはひっかかりにくい構造になっている。残念ながら作り直し。あと、「ヤフービジネスエクスプレス」は必須。
2.技術情報、業界ニュース、中古製品情報は情報をアップデートするための専用管理画面から簡単にテキストを打ち込むだけで、自動的に静的HTMLファイルを生成する「ニュースDB」(← 当社内での呼称)を導入すれば一発解決。アップデートは数分で完了するはずだし、サーチエンジン対策としても有効。
3.メールマガジンの発行はもちろんいいことだし、メール配信SYSの提供もできるけど、今ならその分のパワーをブログの運営にあてたらどうか、と提案させていただく。コーポレートメディアとしてのホームページ。パーソナルメディアとしてのブログ。特にブログではコメント機能やTB(トラックバック)機能を駆使して、積極的に冒険していいのではないか、と(ホームページとブログの連携は今一番のマイブームなのだ (^_^;) ) 。メールマガジンはO社さんの場合、メルアドの獲得がネックになるような気がした。
それから特に要望としては上がっていなかったけど、やはりホームページ全体を通してのトータルコーディネートというか、デザイン面での強化は必要だとお伝えする。これから企業のブランド作りを考えたときホームページが果たす役割は大きい。たとえばO社さんが「ハイテクイメージの会社」にしたいのか、「とても親切で誠実な会社」というイメージでいきたいのか、それによってやはりデザインは変わってくるし、とても重要なのだ。
そんな感じで打ち合せさせていただいた。初めての訪問だったけど、対応していただいたO社顧問のAさんはなんと博士号の持ち主。温厚な人柄がにじみでていて、質問されてくることも論理的で、とてもお話ししやすかった。Aさん、今日はどうもありがとうございます。ぜひ3番目のパターンで、採用していただけるとうれしいです。効果はだせると思います。
O社さんはある特定の分野で使われる機械を販売されているが、「検索エンジンでの上位表示」ということではTOPを狙いやすい業界と判断した。キーワードの絞り込みもしやすいし、ホームページで配信するべき技術情報や業界のニュースもこと欠かない。それから中古マシンの流通が重要な位置を占める業界特性は ホームページでの集客~フォローに向いている。
「今週末か、来週頭くらいには連絡させてもらいますよ」とAさん。
楽しみにしております。ご発注いただけたらうれしいな。全力で頑張らせていただきます。
写真は人形町の甘酒横丁。下町っぽくて、活気もあって、好きな感じ。こんな気さくな商店街にO社さんのようなハイテク企業があったりして、やっぱり東京は奥が深い。
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