昨年12月28日に札幌のニューイング・ソフト社をM&Aして、サンロフトグループに入っていただきました。ニューイング・ソフトは社員数16人の技術者集団で、社員1人ひとりも、会社としても、とても可能性があると思います。ただ、技術者集団ということは営業を強化する必要があります。もちろん自分も営業するけど、そこは若杉氏に手伝ってもらうとお願いしたら快諾してくれたのでした。今回の札幌出張ではずっと行動を共にしてくれました。ありがとう。
若杉氏は中学・高校時代からの親友。これは高2 修学旅行の時の写真です。青函連絡船のデッキにて。後ろの列の真ん中が若杉氏。手前の左側が自分。ぼくらの修学旅行は北海道だったのでした。
北海道の広大な自然にすっかり魅せられ、2人は「北大にいく!」と決意したのですが、お互いに高校の時はまったく勉強しなかったので、当然ながら受験は失敗。浪人することになりました。この頃は1浪って結構普通で、ぼくらのクラスでも半分以上が浪人してました。そういう時代だったのです。
1浪後、若杉氏はついに念願の北大合格。自分は、ま、東京で立教大学に進むことになったけど、大学進学後も交友は続き、社会人になってからも交友は続き、結婚してからも(する前だったか?)2夫婦でスキーに行ったり、ゴルフに行ったこともありました。若杉氏は北海道文化放送というTV局で常務取締役まで務めたけど、昨年、定年退職していたので、今回 ニューイング・ソフトのM&Aが決まったとき、すぐに「応援してほしい」とお願いしていたのでした。今回の札幌出張では、ニューイング・ソフトの皆さんの前には初登場だったワケですが、見事な話術で、その間の雰囲気を明るく、柔らかくしてくれました。ありがとう。さすがだよ、おっさん ( ´ ▽ ` )ノ 。
親友で、同じ青春時代を過ごし、同じように北海道に憧れた2人の高校生が、今、64歳になって、札幌でこうして一緒に仕事ができるのは感慨無量です。歳月は流れ、若杉氏は「生活のために働かなければいけない状況ではない」「やりがいのある仕事をもらえることがありがたい」と言ってくれて、ニューイング・ソフトの社員と会社の成長のために自分と同じような想いで取り組んでくれています。これまでの経験を提供してくれるのは本当にありがたいです。
サンロフトから実質的な経営者としてニューイング・ソフトに赴任している大ちゃんとも一気に打ち解けてくれて、成長を応援してくれています。こちらもありがたいです。
若杉とぼくは 大学時代を北海道で一緒に過ごすことはできなかったけど、今こうして札幌で一緒に仕事に打ち込んでいると、なんか遅まきながら「あの頃の夢」がかなっているような気持ちになります。もちろん協力して仕事の成果を出すのはこれからだけど、すでにとても嬉しいのでした。成果も出せるような気がします。
札幌にいると、若杉もぼくも、青春時代を生きているような気持ちになるのです。
本当に、本当に、ありがたいことだなぁ〜って。感謝の気持ちを忘れずがんばっていきます ( ´ ▽ ` )ノ 。