東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




「ビジネス書評」というカテゴリーで投稿するのはいつ以来なんだろう。その間、本を読んでいなかったワケじゃないけど、バタバタしていて書評を書いて投稿するってことができないでいました。

この「デジタルネイティブの時代」も結構前に読んだのですが、アマゾンのランキングをみると

>40位 ─ 本 > ビジネス・経済・キャリア > IT・e-コマース > ビジネスとIT
>337位 ─ 本 > コンピュータ・インターネット > インターネット・Web開発
>1119位 ─ 本 > 投資・金融・会社経営 > 会社経営

ってことで決して高くはないですね。。。

でも、私たち「デジタルノンネイティブ」世代には、とても参考になると思います。おススメです。

「デジタルネイティブ」とは、「生まれたときからインターネットが身近にあふれ、それを使うことが当たり前になっている世代」と定義されます。一方で私たち「デジタルノンネイティブ」は「パソコンを仕事で覚えた世代」、「インターネットとのかかわり方が先天的ではなく、後天的な世代」と定義されます。この2つの世代の日本人は、外国人と日本人 というくらい、育ち方も、考え方も違うと筆者は言います。

2006年10月の推計人口で、昭和生まれは、1984年に1億人を上回って以来、初めて1億人を切り、一方で平成生まれは、初めて2,000万人を超えているとのこと。これから年を重ねるごとに確実に「デジタルノンネイティブ」はマイノリティになっていきます。考え方が違う「デジタルネイティブ」に対して、社内の後輩であれば、「ったく最近の若いヤツは何を考えているのかわからん」で済むかもしれませんが、これが取引先の担当者だったらどうなるでしょうか。

これからは「デジタルネイティブ」がビジネスを変えていくし、新しいライフスタイルもやはり彼らが作っていくのです。私たち「デジタルノンネイティブ」は「デジタルネイティブ」を理解するために、「ネットが私たちの生活にどうかかわっているか、ネットの現状や今後の方向性、そしてそれが与える影響などを体系的、かつ具体的に俯瞰する必要がある」と筆者はいいます。

こちらの本では「デジタルネイティブ」たちの様々なネットの使い方が具体的に紹介されているし、そこを見逃さずにビジネスを立ち上げた企業の事例も紹介されている。見出しは

第1章 増殖する「デジタルネイティブ」
第2章 「ノンネイティブ」たちが今気付かなければならないこと
第3章 インフラの発展が意味すること
第4章 デジタルネイティブを生み出したビジネス巧者たち
第5章 ネットでビジネスを劇的に変える

という構成になっています。興味深いでしょ。

「デジタルノンネイティブ」の方々には特におススメ。語り口調も平易でわかりやすいです。

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