東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




ちょうどお昼頃、新橋駅に着くと「電車男」っぽい少年たちがやけに多いことに気がつく。普段ビジネスマンとOLしかいないこの街にオタクっぽい感じの少年たちが紙袋(アニメキャラの派手な印刷入り)をもってちょっと戸惑った感じで歩いている。「いつから新橋は秋葉原になったんだ?」とかそーゆー野暮なことは言わないように (^ ^;) 。

そう、この日はコミケ、「コミックマーケット」の開催日(2日目)。東京ビックサイトで開かれているコミケの流れで、ゆりかもめ経由でオタク少年たちが新橋に流入したようなのだ。しかし、はじめてコミケに行ったけど、そのパワーたるや恐るべし。これまで東京ビックサイトにはいろいろなイベントで足を運んだけど、こんなに人であふれた、活気に満ちたビックサイトは初めて見た。マジですごい。

この日は友人のオタク Sさんのサークルがコミケに出展していて、某書を販売していた。その書籍に自分も拙文を寄稿させていただいたので、ぜひその販売の現場を見てみたくてはじめてコミケに行ってみた。
普段頭はすごくいいけど(東○大!)、印象としてはパッとしないSさんが、なんとイキイキと満面笑顔で某書を販売されていた。頭はすごくいいけど(○工大!)、はっきり言って商売には向かないなぁと思っていたけど、ぜんぜんそんなことなくて、やっぱり適材適所と言いますか、水を得た魚のように某書を販売するSさんをみて、人間が潜在的にもっているパワーのすごさをあらためて感じた次第でした (^ ^;) 。

  

会場で見つけたおもしろい看板を二つほど。写真左上、ステッカーを売っていた「げんれい工房」さんのブースは行列ができるほどの人気。その行列の最後の人が看板を持つことになり、後に人が並ぶとその人に次々に看板を渡していくシステム。どこが最後尾かすぐわかり画期的だ。写真右上、堂々と「コスプレ広場」と書かれているあたり、いいよねぇ。「更衣室」っていうのもなんとも言えない。

自分はアニメとかゲームへの関心は高くないですから(もちろんコスプレも関心なし (^_^;) )、一般書籍を中心にみてまわり、Sさんが販売している某書以外で、2冊ほど(1冊は株の本、もう1冊はブログの本。コミケの若い作家さんが書くと「株も、ブログもこうなるんだ!」って感じでおもしろい)それからおもしろいステッカーを5つほど買って会場を後にした。

そういえば「オタクエリート」なる書籍が書店に並んでいたけど、その記事についてSさんが「B2O(Business to OTAKU)の夜明け」なる記事があるのですけれども商業的なモノから供給を受けるだけのオタクは古い言葉を使えば「愚民」であって、O2O(Otaku to Otaku)が古くからの形としてあり、それが進化したO2C(Otaku to Consumer)にまで至れば望ましいのではないかと考えてしまいます。」とコメントされていました。

さすがSさん、頭いい。考察が深い。すごく共感した。「O2C」っていうのがいいですね。なんと斬新な響きをもった言葉なんだろう。これからはOTAKUから目が離せないっていうか、OTAKUにとっていい時代になるんじゃないかって、そんな風に思った。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



« 2005年の... Heaven\'s Sal... »
 
コメント
 
 
 
す、すごい (ruru(ルル))
2005-12-31 13:59:50
世の中、何が流行るかわかりませんよね



でもオタクというほどに一つの物事を突き詰めて

趣味にすることは

無気力や無趣味でただ茫洋と生きるより

よほどポジティブかも知れませんね



ところで、オタクとマニアの違いはなんでしょうか?(*´∀`*)



私は勝手に、「オタクはクリエイター、マニアはエキスパート」とかって思っているんですが゜m゜*)プッ!





来年私はブログのマニアを目指しましょうかね(≧∀≦)



お互い頑張りましょう☆





 
 
 
でしょでしょ (としたか)
2005-12-31 23:43:45
ruruさん、コメント どうもありがとうございます。



すごいですよね。ホント、驚きました。

オタクとマニアの違いはぼくもよく定義したことはないのですが、物事にこだわりをもっているってことは共通でしょうね。



でもそういう人たちって確かにアクティブですよね。

ぼくもブログはちょっとマニアかも。



お互い、来年も、ブログ、頑張りましょう☆
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。