まだ経験も浅く、若い社員が多いサンロフトがプロの会社として、活躍するために、その結果として会社の業績を向上させるために、私たちはどのようなことを心がけ、実践していけばいいのでしょうか。
私たちはまだ経験も浅いですから、技術・知識を得ることは重要です。その部分で勤勉さがない人は伸びません。本を読む、セミナーを聞く、人と会う、様々な形で知識・知恵を厚くしていかなければなりません。今よりもペースを上げる必要があります。
そこで実施してほしいこと。
「賞与がでたら自分の技術・知識を向上させるために使う」 ということです。様々な家庭の事情もあろうかと思いますが、半分でもいいですから、そのように使う、そしてそれを3年続けてみて下さい。その人は必ず伸びます。必ず元は取れます。
「身銭を切る」ということは「会社のお金で研修にいく」のとは根本的に違うことです。身銭とは種。種をまかなければ芽はでないのです。真のプロフェッショナルになるためにはこういう時期が絶対的に必要なのです。
家庭のある人たちは奥さんを拝み倒してでも、このようにするべきです。一生かけて家族を守るつもりなら、まずは真のプロフェッショナルになるべきです。ぜひ3年間、家族に理解してもらって下さい。必ず元は取れる、それどころか大きな利子を一生連れてきてくれるでしょう。間違いありません。
身銭を切って勉強すると、その技術や知識が高まると同時にもう一つ、大きな収穫があります。
なんでしょうか? それは充実感です。充実感に満たされると人間性も高まり、人格が形成されてきます。
人間性が高い人たちはどのような考え方をするのでしょうか。
前向き、建設的、協調性がある、明るい、肯定的、善意に満ちている、思いやりがある、優しい、真面目、正直、努力家、利己的でない、強欲ではない、感謝の心をもっている・・・
逆の言葉を並べてみます。
後ろ向き、否定的、協調性がない、暗い、悪意に満ちている、意地が悪い、不真面目、嘘つき、怠け者、利己的、強欲、不平不満ばかり言う、人を恨む、人を妬む・・・
どちらの人が、いい仕事、いい人生が送れるか、もう説明するまでもないですね。
私たちは前者のような人になりましょう。
技術や知識を得ると同時に人格を高めると、新しい技術や知識で、「お客さんに喜んでもらおう」「社内の人に喜んでもらおう」という気持ちも自然と高まってきます。
技術や知識に人間性や人格がともなったとき、いよいよ技術や知識で人々を喜ばせたり、感動させることができるようになります。
そして、そのような人たちが集まっている会社は、これはもう、絶対的に儲かってしまうのです。
熱意は人によって差が大きいです。20倍、30倍の差はすぐつきます。技術・知識の方はどうでしょうか。「普通のプログラマー」「普通のデザイナー」「普通の営業マン」の2倍、3倍、5倍、の技術や知識をもつのはなかなかたいへんです。
だから熱意を高めることが成長へのスピードを上げていくコツということもお伝えしておきます。「そんな精神論」と言われるかもしれませんが、精神というものが確実に存在している以上、精神を高めていくことはたいへん重要なことなのです。
もちろん自分もがんばります。社員の皆さんもがんばって下さい。そしていい人生を送ろう。
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う~ん、まだまだ身銭を切るぞー
これって一生続くのかな
そういえばにゃんみーさんとぼくの出会いも、にゃんみーさんが身銭を切ってセミナーを聞きにきてくれたからですよね。そのときのご縁でブログを開かれ、今こうしてコミュニケーションできているのって楽しいし、素晴らしいですよね。
そして、さらに、仕事に結びついて収穫のときを迎える。お互いそんな感じに成長していきたいですね。
PS.「生徒諸君」で始まる、今は無きピエールロバート氏の言い回しに、どこか似てきましたね。懐かしいですよ。
上の文章もいろいろな本の中の言葉などの組み合わせなのです。多少でも参考になりましたら幸いです。
>今は無きピエールロバート氏の言い回しに、どこか
>似てきましたね
とてもとても。まだまだ足元にも及ばないですよ。
でもがんばっていい話ができるようになりたいですよね。