東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




8月20日の日経新聞の朝刊TOPに

アメリカの主要企業の経済団体 ビジネス・ラウンドテーブルは「株主第一主義を見直し、従業員や地域社会の利益を尊重した事業運営に取り組む」と宣言したらしい。その団体が掲げた「全利害関係者への約束」という5つの項目は

1.顧客 : 顧客の期待に応えてきた伝統を前進させる

2.従業員 : 公正な報酬の支払いや福利厚生の提供

3.取引先 : 規模の大小を問わず、良きパートナーとして扱う

4.地域社会 : 接続可能な事業運営で、環境を保護する

5.株主 : 長期的な株主価値の創造に取り組む

とのこと。や、立派だよ。その通り。だけどさ、

これって多くの日本の企業がずっと言い続け、懸命に実践し続けてきたこのなんじゃないの?? もちろん日本の全部の企業がそうだとは言わないけど、少なくとも自分たちのわまりにはそういう社員やお客様やビジネスパートナーが多かったような気がする。そういう日本的な経営を非難し、グローバルスタンダートとか意味不明なことをビシビシ押し付けてきたのはどこの国なんだ!と言いたい。今頃 気がついたのか と。

ま、いずれにしてもこれはとてもいいニュース。今のところ世界でもっとも影響力のある国はアメリカだから、そのアメリカの企業がこのように考え方を変えると、世界の企業も変わっていく可能性があるよね。そのとき、日本がきちんと発言して、リーダーシップをとれるくらいだと最高に素晴らしいけど。あと上記5項目の中で、顧客と従業員の順番が入れ替わる可能性もあると思う。それから5番目とはいえ、株主を軽視するわけではもちろんない、ということ。そのことも書いておきたい。

これから社会はいい方向に変わっていくかも、と思ったのでした。微力だけど、そのごくごく一翼を担うべく、がんばりたいです。



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