ついに今期も実質的なラストウィークに入りました。
今日は経理の大橋さんが税引き後当期利益のシュミレーションをしてくれました。
ようやく今期の着地が正確に見通せました。
実は、今期は本当に苦しい1年でした。
先期以来の炎上案件を抱えていて、それから1年たった今、ようやく終了することが
できそうです。まだ終わっていなくて、今、最後の最後、がんばっているところです。
その間、お客様にも多大なご迷惑をおかけしてしまい、とても心苦しい時期がありました。
直接担当していた社員は退職してしまい、派遣社員が作ったプログラムはマジですべて
作り直し。まる1年、無駄にして、それでも投げ出すことなく、残った社員たちが
今期1年かけてがんばってくれました。本当に、ありがたいです。
また、そのお客様も、今は喜んでくれていて、信頼関係を取り戻すことができ、さらに
別件のWebサイトの仕事をいただくことができました。
クラウド化が進行しているのがわかり過ぎるくらいわかっているのに、そこも思うように
進められませんでした。裁判にこそなりませんでしたが、東京地裁で調停してもらう事態に
なりました。当然ですが、一切ウソがない自分たちの言い分が通る形で和解になりましたが、
実質的にはクラウド化への取り組みは1年間遅れました。契約書関係が甘すぎて、付け込む
スキだらけだったことを強烈に反省させられました。
先期、それから今期と、正直 とても苦しい2年間でした。
ただ、その2年間、黙っていただけではありません。
財務会計、給与計算、販売・仕入・在庫管理システムをすべて入れ替え、稼働させました。
事業部制を廃止。営業本部、開発本部制に切り替えました。さ来期には、新しい形の事業部制に
再度、再構築する予定。
案件別原価管理体制を構築。それぞれの開発案件の進捗に対して、早めに対策が打てる
ようになりました。またそれぞれの事象の原因追求ができ、改善できるようになりました。
ベトナム ハノイの企業と連携し、高品質のソフトウェアを量産する体制が作れました。
新しい会計方針を打ちだし、定着させ、社員勉強会を開きました。これは会社経営の思想を
変える作業で、今後大きく効いてくると思います。今後躍進するための基礎作りを進めていました。
トーマツの中尾先生や船井総研の斉藤さんはじめ、一流の腕利きのコンサルタントの皆さんが
渾身の指導をしてくれたおかげ、そこに社員たちが懸命についていったおかげです。
正直、今期の黒字化は難しい と思った時期もありましたが、それを跳ね返して、ここまで
もってきたことは、自信になります。来期以降、さらに躍進していけると確信しました。
多くの皆さんに、感謝しながら、今期のラストウィークをがんばります!
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