東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。





厚木文化会館にて。扉座の芝居「最後の伝令」を見てきました。毎年2回くらいかな、もう20年以上かも。ずっと通っています。もちろん扉座のお芝居が大好きだからだけど、藤野先生のおかげです。いつもどうもありがとうございます。今日の「最後の伝令」も、すっごくよかったです。感動しました。

大正から昭和にかけて、喜劇王として「エノケン」の名前は有名だけど、ともに活動してきたレビュー作家 菊谷 栄の名前はあまり知られていない。当時、ロンドンやパリには、演劇や音楽、舞踏などを通じて政治や世相を批判するショーがあり、「レヴュー」と称されていたとのこと。それが日本にもたらされ、昭和初期のエロ・グロ・ナンセンスの風潮と結びつき、日本独特の浅草レヴューとして花開いていったとのこと。そんな時代に才能を発揮した菊谷栄さんが今回のお芝居の主人公です。

誰しも時代の大きな流れには逆らえず、当時は日露戦争〜第一次世界大戦〜日中戦争と続く、戦争の時代。出征を前に一晩だけ許されたふるさと青森での自由な時間。東京・品川での別れのシーンなど、芝居の中では悲しくもユーモアをたっぷり含んだトークで描かれていきます。そして、エノケンはじめ仲間たちによるレビューのシーンが華やかに盛り上がれば盛り上がるほど悲しく、涙なしでは観られない、感動のお芝居なのでした。


厚木からの帰り道、東名高速道路下り線の駒門SA。こちらのレストランは時之栖さんが運営されているので、普通のSAでは味わえない料理が楽しめます。今日もメッチャ美味しかった〜 ( ´ ▽ ` )ノ 。サイコロステーキが自分は1オシです。

扉座が「最後の伝令」を上演するのは2019年に続き、2回目。一連の扉座作品らしく、大いに笑わせてくれるし、涙なしでは観られない作品になっています。いつも厚木、東京で上演される扉座の芝居ですが、今回は北海道〜東北各地でも上演されるとのこと。楽しみです。扉座の皆さん、ますます元気に、がんばってくださいね〜 ( ´ ▽ ` )ノ 。



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