何回「ありがとう」と言っても足りない一日

自分も含めて３人の社長が名古屋に集まったのですが、３人の特徴は「ブログに力を入れていること」と「お互いのブログを読み合っていること」。もちろんみんな忙しいし、そんなに頻繁に会えるわけはないのですが、とても親近感を感じながら「いつも会っていたような感じで会える」のは「ブログ効果」と言ってもいいかもしれません。

スコラ・コンサルトの代表の柴田昌治さんの「働きがいを生むスポンサーシップ」という講演と「事例紹介＆質疑応答」からなる公開セミナーが名古屋のミドッドランドホール 会議室で開かれていたのですが、こちらのセミナーに株式会社 ＩＳＯＷＡの磯輪社長さんが村田ボーリング技研株式会社の村田社長さんと自分を招待して下さり、ありがたく名古屋入り。とても勉強になりました。磯輪社長さん、どうもありがとうございます。

今、日本人の仕事や会社に対するロイヤルティーは明らかに下がっていて、それを解決するための考え方や具体的な事例が語られるとても貴重な時間になりました。

お話しを聴いていて、全編共通で感じたコンセプトは「聞くこと」と「待つこと」と「気づかせること」で「やる気を高めていく」ということ。一見簡単なように聞こえるけど、これは難しい。

経営サイドは「理念、スローガン」と「現実、実態」が「ダブルスタンダードで存在しないように気をつける」必要があり、社員は「お客様の中にある答えを引き出していく力」と「課題に対する適切な対応力」を持っているものだと信じる必要がある、とのこと。

グサッときますね。自分は「こうやってやればできるでしょ」みたいな感じで言ってしまうケースが多い。いろいろ議論してみても、結局結論はそこに落ち着くケースも正直多いんだけど、やはり社員の意見を「聞いて」、「待って」、みんなが自ら「気づいて」、「そうだ、こうしよう」と思うのではモチベーションはだいぶ変わってくると思う。このあたりは反省させられました。

その後、具体的な事例も紹介されるのですが、スコラ・コンサルトさんのスタイルは「現場に入り込んで、いっしょに議論しながら、その会社を観察し、気づくヒントを与え続ける」という、とても「癒し系なコンサルティング・スタイル」という感じがしました。トップダウン型で「命令し続ける」ような会社運営が時代に合わなくなってきている今、まさにジャストフィットするコンセプトだと感じました。



さて、その後は磯輪社長さんが、なんと会員制のおでん屋さん、「やおや」さんに連れていってくれました。いちばん上の写真、青い割烹着はブログ「磯輪日記」をお読みの方なら、おなじみのハズ。こちらのサイトで「おでん」というキーワードでサイト内検索をかけるとたくさん記事がでてきます。

おでんの具に味噌がよくしみこんでいて、たべると具の味と味噌の味がダブルスタンダードで広がる（この場合のダブルスタンダードは「味の厚み増す」感じで、いい意味です (^_^;) ）。とても豊潤でおいしいのです。

またお店のお母さんがとても気さくないい方で、会話も楽しかったです。美味しいものを食べながら、楽しく語らう、とても幸せな時間になりました。磯輪社長さん、セミナーに続き、どうもありがとうございました。

　　

２冊の本。左はセミナー会場で買った柴田さんの最新本。右は村田さんがプレゼントしてくれた小説。「涙なしでは読めなくて、読むととてもやさしい気持ちになれる本」とのことです（こちらはさっそくヨメがハマッております）。村田社長さん、どうもありがとうございます。どちらも、これからじっくり読ませていただきます。

最後はやはり「磯輪日記」をお読みの方ならおなじみの「ツノ坊」こと、磯輪社長さんの奥さんがお店に迎えにきて下さり、名古屋駅まで送って下さいました。どうもありがとうございました。

何回「ありがとう」と言っても足りないくらい有意義で楽しい、名古屋での一日になりました。

本当にどうもありがとうございました。