東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。





昨日(12月30日)が実質的な仕事納めだったけど、そのあと自分はヨメさんの実家の栃木に向かった。ヨメさんと次男は一足先に車で行っていて、自分は遅れて新幹線で合流していく感じになった。昨日はずいぶん風が強い日で、山陽新幹線、東海道新幹線で風による若干のトラブルがあったけど、45分程度の遅れで静岡から東京まで移動することができた。


静岡駅の新幹線のホームも人が少なかったけど、車内もガラガラ。自分が最後に新幹線で東京に行ったのは3月11日の出張だと思うけど、以前は週に2、3回新幹線を利用して東京に行っていた。指定席だけど満員で、社員と並んで座れないことも珍しくなかった。その頃から考えると隔世の感がある。まさか新幹線がこのような状態になろうとは。


静岡駅ホームの売店で店員さんも時間を持て余している感じだったので、自販機ではなくて、売店でペットボトルを買った。駅弁の類は全く売っていなかった。これはさすがに仕方がないかもしれない。乗車後、社内販売の人もちゃんと回ってきてくれるので、思わずチョコレートを買ってしまった。自分は消毒液をいつも持参しているし、手洗い・うがいは欠かさずしているし、瞬間的にお茶を飲むとき、チョコレートを口に入れるとき以外はマスクも着用したままだ。だからリスクはほぼないと思った。


東京駅での乗り換えはスムーズで、ちょうど仙台行きやまびこ号に乗ることができた。ここから那須塩原駅まで約1時間。やっぱり新幹線ははやいし、快適だし、ラクだ。


ただ車内はご覧の通りで、ガラガラ。

年末・年始の帰省を見送った方々からすると批判があるかもしれないけど、車内の換気機能も素晴らしくて、ここまで空いている新幹線車両がコロナに対して特に危険とは思わなかった。乗客も多分100%マスク着用だから。また移動するのは静岡県焼津市から栃木県大田原市で、この両市で生活することでコロナリスクが変動するとも思わない。リスクは「普段と変わらない」と思った。だとすれば、一人住まいで、当然高齢者の義母が自分たち家族の栃木行きを楽しみにしてくれているんだし、行かない理由はないと思った。栃木の親戚はお酒が好きな人が多いけど、今回は新年会も行わないことになっている。もちろん帰省にはいろいろな形があり、感染リスクを増幅させるような帰省もあるから、行政的には「帰省は自粛を」と呼びかけるのは当然だと思う。やはりポイントになるのは「マスク着用、消毒、手洗い、うがいなどのルールを守ること」と「一人ひとりが状況に応じた判断を適切にすること」だと考えている。

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最近「Withコロナ」とか「ニューノーマル」という言葉をよく聞くようになった。つまりこの「警戒体制」や「様々な自粛」が定着し、今後も続くということだろう。

確かに新幹線の利用はかつてのようには戻らないと思う。山手線や中央線の満員電車通勤とかもそう。でも「かつての状況」がそれでよかったのか、そこに戻る必要があるのか、と考えてみれば答えは明白で、戻る必要はないし、戻らなくて済むようにするためのテクノロジーが普及していく。これは電車通勤に限ったことではないと思う。自分はIT業界の人間なので「またITの話か」と言われてしまうかもしれないけど、今年はテレワークやZoomミーティングとか、十分便利で、仕事ができるということがわかった年だった。そんなツールでは肝心なことは伝わらない(肝心なこと=思いや共感のことを指していると思われる)とか言われるけど、今年を思い返してみて、一番笑ったのはNさんとの暮れのZoomミーティングだったかもしれない。確かに「来年はリアルで会いたいねぇ〜」って言いながらZoomミーティングは終了したけど、途中の話が楽しくて大爆笑だった。思いも共感も伝わったような気がする。

暮れのご挨拶にまわりにくいという状況を受けて、訪問の代わりに年末のご挨拶動画を作って、大勢のお客様に視聴のためのURLを告知したのも新しい試みだった。これに合わせて年賀状も廃止したけど、年始のご挨拶がハガキから映像に進化したとも取れると思う。会社としての忘年会は行われなかったけど、最終勤務日の納会を若い社員たちが盛り上げてくれた。サンロフト版「ニューノーマルの年末」は案外楽しいものだった。

そういうレベルの便利さを超えてさらに大きく世の中を変えてしまうような進化が粛々と進行している。アップルがクレジットカード「Apple  Card」で金融事業に参入していたり(去年)、Amazonがガソリンスタンドで「アレクサ、ガソリン代を払っておいて」って言えば支払いが完了するようにしたり、それが街中の様々な場所で行えるようになるとどうなるのかとか。さっきの「ガソリン代」が古い感じがしたけど、じゃ テスラは今、何を考えて、何を実現しようとしているのか。ロボタクシーやハイパーループのような超夢のある構想が実現するのはいつ頃なのかとか。こういった、これまでの常識を覆してしまうようなテクノロジーが世の中に出てこようとしている。「そういう世界に向かっていく」と多くの人たちが腹をすえた。「コロナがすえさせた」年というのが自分の実感。

今、自分が考えていることは、あまり大晦日とか季節感がなくて、これまでの話とも若干とぶけど、

・様々なデータは、デジタルデータ化することでAI強化に使えるようになる
・デジタルデータを集めデジタルマーケティング展開することで企業は成長できる

ということ。だから

・可能な限りデータをデジタル化していく
・オープンイノベーションで提携拡大、企業規模拡大を進め、データ連携を進める

今、自分が考え、実践していることは、超簡潔に言うとそういうことかもしれない。その上で、

・GAFA+Mが何を考え、実践しているかを注視
・GAFA+Mに続くベンチャーたちは何を実現しようとしているかを注視

という視点をもち続ける。最先端のテクノロジーへの興味をもち続けることはすごく大事で、ここに目を向けるとワクワクできるし、俄然楽しくなってくる。やっぱり楽しい夢を描いて、その実現に向かって仕事をしていきたい。


栃木県の県北 大田原市から、大晦日に考えたことをお伝えしました ( ´ ▽ ` )ノ 。

このブログを読んでくれた皆さま、今年もお世話になりどうもありがとうございました。来年もこれまでのようなペースで続けられたらと思っています。できれば動画映像コンテンツも投稿していきたいと考えています。来年も、よろしければお付き合いいただけましたらとても嬉しく思います。

どうもありがとうございます。皆さま、良いお年をお迎えくださいませ。


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