東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




3月の29日、30日の土日は以前から長男と1泊旅行を予定していました。長男は4月から高3。いよいよ大学受験体制に入るので、その前にじっくり話しをする機会を設けることにしていたのです。

「これは観光旅行ではない」というキャッチフレーズで企画したんだけど、やっぱり旅は好きなので、ついつい凝ってしまいました(^ ^;) 。静岡を早朝に出て京都経由で奈良に入り寺院や公園を散策したあと、関西本線で三重県に入り二見浦で1泊。次の日は伊勢神宮の外宮から内宮と参拝した後、ランチは鳥羽で元三重県立白子高校校長の大島先生と会食の機会をいただきました(先生のお話はとても有意義で、わかりやすく、楽しかったです。お忙しい中、どうもありがとうございました)。そして参宮線~紀勢本線と乗り継いで名古屋へ。最後は再び東海道新幹線で静岡に戻る というかなり強行軍の旅。

でも道中 また宿で日本の伝統にふれながらじっくり話しができてよかったです。上の写真は奈良の定番。猿沢の池からみた興福寺の五重塔。

  

まずは東大寺の大仏を見学。写真右上は大仏殿付近の桜の巨木。
東大寺の後は奈良公園で鹿と戯れながら興福寺へ。国宝館では念願の阿修羅像を見学。感動でした。

  

世界遺産 元興寺は趣のあるお寺。瓦屋根には奈良時代に作られた瓦も多く残っているとのことで、まさしく「天平の甍」って感じ。中世以降は庶民に支えられたお寺とのこと。だからでしょうか、とても気さくでおっとりした感じがよかったです。

  

30日は朝から伊勢神宮参拝。外宮では日本相撲協会幹部と横綱、大関の力士たちに遭遇。朝青龍、白鵬 とか生でみてしまいました。ツイていました (^ ^;) 。
天照大神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする内宮は、日本でもっとも尊いお宮とのこと。心をシャンとして参拝してきました。写真は五十鈴川にかかる宇治橋からの様子と川べりを歩く着物美人。

  

内宮に続く「おかげ横丁」は休日の原宿も顔負けの賑わい。古い町並み、電線もなくて いい感じです。写真右上は五十鈴茶屋さん。お店の人たちも親切で、落ち着いた雰囲気がとても良かったです。

  

写真左上 五十鈴茶屋さんでいただいた抹茶とわらび餅のセット。うまかったぁ~。
写真右上 鳥羽で大島先生のお話しを聞いた後(うっかり写真を撮り忘れました、超残念)の帰路、鳥羽駅を出た後の参宮線からの車窓。


長男が受験体制に突入するにあたり、日本の伝統、文化にふれながら 一晩かけてじっくり話しをしたかった。志望校にしても どうしてもゆれてしまうから、「今日を限りにもう迷わない、前向きに受験に邁進できる状況になればいいな」と思っていた。正直なところ、「一応先輩受験経験者である自分が(失敗談も含めて? (^ ^;) )アドバイスしてあげよう」という意識だったけど、大島先生が長男に「君は偉い。親孝行だ。今回の旅行は 君はすごくいいことをしたんだよ」とおっしゃるのを聞いて「ハッ」とした。

そう、これはとても思い出深い「親孝行」をしてもらった旅かもしれない。

楽しくて充実した旅をどうもありがとう。
これから1年、受験を前向きにとらえて、家族みんなでがんばっていこう。

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