時代は変わった！

席に戻ったら梨がむいてくれてあった。わーい、うれしいな。梨は大好き。聞けば会社のＴ君の実家から送ってくれたものをＣ君が社員みんなの分をむいてくれたとか。なんと心優しい男たちよ。どうもありがとう。でも男子社員がむいてくれた梨を女子社員が喜んで食べているって、やっぱり時代は変わった。

インターンシップできてくれている５人の学生さんたちと最後の面談。一人の学生さんは学校を卒業したら起業したいということで、事業計画書を提出してくれた。またもう一人の女子学生さんはウチの会社では「こんな事業に取り組んだらいいんじゃないか」ということで、やはり企画書を提出してくれた。

自分たちが学生の頃とは確実に時代は変わった。

自分が学生の頃は「なんとかいい会社に就職しよう」くらいのことしか考えていなかった。あの頃の自分と比べると志が高い。もちろん今の自分の目からみると事業計画自体は正直稚拙なところもある。だけど、今の学生たち、なかなかいいと思う。これからもっともっと力をつけて、ともにがんばっていこう。って、そんな風に思った。

学生たちの質問の中に「幸せなＩＴ社会ってどんな社会ですか？」っていうのがあった。それに対してはあゆのもとさんがブログの中で、素晴らしい答えを書いてくれている。

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しあわせを感じる温度は、人それぞれ違うんだけど

例えば

リビングのパソコンを家族みんなで囲んだり

単身赴任のお父さんが娘とメールでやりとりしたり

白髪のおじいちゃんが金髪の孫からパソコンを教わっていたり

おばあちゃんが生涯学習だとかボケ防止だとか言いながら
おしゃれしてパソコン教室に通っていたり

子どもたちがユニークなオンラインソフトで楽しく学んだり

幼い子どもを持った母親が自宅にいながら多くの人々に
子育ての相談をしたり

ネットを通じて、わたしとあなたがこうして向き合っていたり

・・・というようなことだって

ＩＴ技術によってもたらされた小さなしあわせなんじゃないかと思う。

彼はそういう社会の一員でありたいと願っているし、そういう社会の形成に
一役買いたいと思っている。

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こんな学生たちが社会にでて、小さな幸せを積み重ねていくことで、大きな「幸せなＩＴ社会」が作られていくんだと思う。