東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




W君とS君と一緒に東京ビッグサイトで行われている Business Blog & SNS World 08 に行ってきました。客層も若いし、活気があるしいいですね。こういうフェアが身近に頻繁に開かれ、気軽に参加できる東京のベンチャーたちがうらやましく思えた。少なくともネットビジネスに取り組むなら「ああいう空気にふれている」というか、「ああいう人たちと仲間に入っている」ことはすごく大事だと思う。もちろん静岡は東京に近いから、十分来れるし、ネットでももっとコミュニケーションをすればいいんだけど。
ウチの会社の若い社員たちが ああいう場で「あっ、こんにちはっ」って笑って挨拶できる人が何人もいるようになればいいと思った。これからはもっと積極的に東京に出てもらおう。



セミナーは3コマ受講。どれもほとんど満員。1コマ目は「オープンAPI、オープンデータの潮流とマッシュアップのメリット、デメリット」みたいな話。パネルディスカッション形式だった。2コマ目(写真上)は「社内SNSで大成功する会社 大失敗する会社」というテーマのパネルディスカッション。手嶋屋の手嶋社長がダントツカッコ良かったな。「2008年は社内SNSに力を入れます」と宣言していたなぁ。だよね、間違いなく今年は社内SNSが普及していく年。そんな気持ちを新たに3コマ目の講演。こちらは名著「よくわかるソーシャルネットワーキング」の著者 山崎秀夫さんの講演。タイトルは「snsの企業事例と今後のソーシャルメディアの展望」。90年代以降欧米型の成果主義を取り入れた日本企業からは居酒屋文化が一掃され、孤立や孤独が蔓延するようになった。また知識ワーカーたちは 常に自分の仕事の意味を問い、自分探しの旅にでる(自分が何者かよくわかっていない)し、感情労働を大切にする(叱責すると次の日出社してこないとか)という傾向があり、もろい面がある。だ・か・ら 社内SNSは重要 ということなんだけど、このあたりが超スピーディーに、説得力をもって語られる。たいへん勉強になったけど自分としては山崎さんと同じ空間にいるだけでも もう十分満足なひと時だった。



この粗品にはやられたっ! なんと オープンソース焼きそば とは。いけてるよね、このセンス。

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