東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




東京ビッグサイトで開催された教育ITソリューションEXPOに参加してきました。
今年は例年と比べても人が多かったようで、たいへんな賑わいでした。今回、自分が
勉強してきたかったのは「eラーニング」部門。これは決して教育機関だけではなくて、
これからは企業でも需要が見込めます。

eラーニングを行うためには、
・LMS    コンテンツを管理するシステム
・ビュワー   コンテンツを閲覧するシステム
・オーサリング コンテンツを制作するシステム
この3つのシステムが必要です。

eラーニング部門にもクラウド化は当然押し寄せています。ディバイスはPCからスマホ、
タブレットなど、多様化しています。これは言ってみればOSの多様化。そしてブラウザの
多様化ということになります。また企業はBYODでディバイスを導入する傾向が強まっていて、
その管理が重要になっています。

上記のLMS、ビュワー、オーサリングもすべてASPの形態で提供されており、基本的には
インターネットに接続されたPCが1台あれば、非常に簡単に行えるようになっています。
ビュワーの部分は、PCよりもタブレットが利用されることが多くなっているようで、閲覧者は
自宅や移動時間などに、タブレットで気軽に学ぶ傾向があるようです。

ビックリしたのはオーサリングの簡単さ。専用スタジオで、専用の業者さんに制作・編集を
依頼するようなことは完全に過去のもの。夜、静かになれば、自宅で作ればいい、という感じ
です。制作の仕方も、「ライブ録画」から作ったり、「動画ファイル」(カメラ付きのPCに
向かって話すだけ)から作ったり、「コンテンツファイル」{パワポ、キーノートのスライド)
から作ったり、いろいろ形がとれます。



これからは「話すべき内容」(=コンテンツ)をもっている会社は強いですね。

ラーニングコンテンツを作ること自体は簡単になりましたが、多くの人から閲覧してもらえる
コンテンツ(内容)をもっていない、語るべきものをもっていない会社は、当然ですが
コンテンツは作れません。

サンロフトで言えば、たとえばこの日行われていたIT勉強会も立派なコンテンツです。

これからは、やりっぱなしにしないで、きちんとコンテンツ化し、さらにライブラリー化して、
遠隔地のお客様に届けていく必要があります。

それらを実現させるためのバックボーン。サーバーも、回線も、劇的によくなっています。

現地でN社のKさんと合流できたので、いろいろなアドバイスをいただきましたが、
彼はすでにいくつかのeラーニングサイトのコンサルを手がけており、その経験からすると

・オーサリングの簡単さ
・ビュワーの簡単さ
・回線の容量

システム的には、これらが何よりも重要で、いいeラーニングか、よくないeラーニングかは、
ここで決まると言っていました。納得です。


eラーニングというと、「教育機関が利用するもの」というイメージがあったかもしれませんが、
企業の営業ツールにもなり得ることが理解できたと思います。サンロフトはeラーニング活用でも
先行して取組み、成長性、新規性の高い会社であり続けます。もちろんそのノウハウをお客様に
親しみやすく提供していきたいです。



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