東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




先日、船井総研の斉藤さんから教えていただいた10分間リーディング法。さっそく
実践してみました。

・まずビジネス書を1冊選んで
・メモ用紙とペンを用意する
・本の「はじめに」と「終わりに」を読んでしまう
・その上で、その本にサブタイトルを付け、10分間で一気に読む
・読むときのポイントは Read ではなく Search
・さっき付けたサブタイトルに合致する記述を探す感じで一気に読む
・そのときに気になったことをメモに書いていく
・もったいないとか、作者への敬意とか、一旦置いておいて、一気に読む
 (これ、10分と時間を区切るのがポイント。頭がフル回転します)
・読みながら書きなぐったメモを整理してみる
・整理したメモをすぐにアウトプットする
 (今回はヨメさんとやっていたので、お互いのメモを紹介し合う)

全部で40分くらい(本文を読むのは10分)で、かなりINPUTされます。

これは、強力なノウハウを教えていただきました。読書量がかなり増やせそう。



ある種、割り切りも大事だと思うのです。

隅から隅まで、全部読んで、作者の言うことを全部理解しよう

とか思ってみても、どだい無理だし、覚えてない。覚えてなければ使えない。

ビジネス書の場合は、芸術品を味わっているわけじゃないから、こういう読み方が
正解で、「1冊の本から2つ、3つ、役立つことが得られて、きちんとINPUT
されて使えるようになれば、超ラッキー!」という感覚でいいのですよね。
そこんとこ、斉藤さんが読書のハードルをグンと下げてくれました。

で、どんどん読書の量を増やしていく。どんどん他の人の知見を自分のこととして
吸収して、ビジネスに活かしていく。これができるかできないかで、成長のスピード
はかなり変わってくるような気がします。



今回、10分間リーディングで読んだのは「IoTまるわかり」という本。

自分が設定したサブタイトルは

IoT時代のビジネスモデルを考えるヒントをつかもう

ということ。で、読みながら書いたメモを整理してみると

IoTの概念・前提
・IoTで言うモノとは一般的な物よりも広く、全産業に広がっている
・IoTはモノがつながってやりとりすること
・IoTのビジネスとは、「つながったモノ」からどのような価値を生み出すか
 ということ
・スマート化とは、モノがモノと感じられなくなること
 → すなわち、人間に替わって考えて、その結果を自然な形で伝えてくれるくれる
   ようになること

ビジネスを発想するためのヒント
・「つながったモノ」とは、SNSを通じてやりとりする
 それがfacebookやLINEかどうかはわらない
・モノが意図しない使われ方をすると、そのこと自体をモノが教えてくれるようになる
・売れて生産者の下を離れていったモノの様子を、生産者がわかるようになる
・「ものづくり」の概念は以下のように変化する
 「ものづくり」とはサービスを含めたビジネスプロセス全体を指す言葉になる
 「ものづくり」とサービスは融合していく
・IoTによって蓄積される情報は、その情報を発生させる現場でこそ活用されるべき。
 → IoTの普及により、地域の文化や力が引き出されるようになる



ヨメさんもかなりの成果を実感したようでご満悦でした。

この間、情報交換(OUTPUT)まで含めて45分でした。
もちろん他にも重要なことが本には書いてあったと思うのですが、まずまず、
自分なりに成果は得られた充実感があります。

ヨメさんのノウハウまでもらえて超ラッキーです。これは有効な勉強法だと思います。

とても貴重なノウハウを社員全員に伝えてくれた斉藤さんに感謝。
本当にどうもありがとうございます。これ、これから使わせていただきます。

社員のみんな、大いに活かそう。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (慎太郎)
2016-02-15 13:52:43
こんにちは。
とても役に立つノウハウをシェアしていただき感謝します^^
早速やってみます!
 
 
 
ぜひぜひ (松田)
2016-02-15 23:01:07
慎太郎さん、ぜひやってみてください。

最後のアウトプットも忘れずに。
これで、頭の中が整理され、しっかり記憶されます。
 
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