東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




今日は父親の一周忌だった。自分は次男なので、特に挨拶をしたりとか、そういう役回りはないけど、朝から実家に出向き、バタバタと「お世話係」役。

実家では親戚衆が集まり、お坊さんがきてくれて、お経を上げる。その後、お寺に移動して、こちらでは仕事の関係の人たちも集まって、本堂でお経を上げ、お墓参りをする。その後、市内のレストランに移動して会食。そんな感じの一周忌。
親戚関係、仕事関係、父親の友人が連休中にもかかわらずたくさん集まっていただけたのは本当にありがたいことだと思う。

父親の会社は電気工事業。父は若い頃は 設計の製図板を自宅に持ち込み、会社から戻った後も懸命に図面を引いていた。平日の帰りは遅く、土日も会合とかゴルフに出かけてしまい、「遊んでもらった」という記憶はほとんどない。毎年1回、夏休みに一泊二日の家族旅行をしていたが、せいぜいそのくらいだった。

社員全員の名刺に「明朗・親切」と印刷して、自分の会社の技術をお客様に役立てていただくことを日夜考えていた。父親の会社がここまで発展できたのも父親をはじめとした社員の頑張りとお客様からいただいた評価の賜物と思っている。

父親の会社から生まれた今 自分が社長を務める会社。名刺にはやはり「明朗・親切」と印刷している。その精神を引き継いでいきたいと思ってる。新しい会社はブロードバンド普及の時流にのっているし、社内に人材も育ってきている。今、まさしく成長軌道にのろうとしている。
あとは自分が父親に負けないくらいに頑張れるかどうか。社員のみんなも頑張れるかどうか。そこにかかっている。一人ひとりが知恵をだし、変わることをおそれずチャレンジすれば 必ずやれると思う。

今の会社を立派にすることが父親に対する親孝行だと信じている。
父親は今日の様子をどんな風に思ってくれたのか。「寒い中お疲れさん!」と、にこやかに笑ってくれただろうか。


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DNA (とん)
2005-01-11 13:54:44
としたかさんの日記に、祖母のことを思い出していました。私が生まれた家は、料亭。祖母は、曾祖母のはじめたうどん屋を料亭にまで育て上げた人です。



祖母はまさに、強くてやさしい人でした。人を大事にし、いつも誰かのために走り回っていました。私は、そんな祖母におんぶされていつも祖母の仕事を見ていました。私が4歳のとき、祖母はなくなりましたが、私の記憶にはきびきびと働く、凛とした祖母の姿があります。



そのDNAを引き継いだ私には、商売人の血が流れているようで、こうして自分の商売を大きくしようと燃えている!



祖母が「とみえ、がんばりなさい」とやさしく笑って応援してくれているのだもの、がんばります。



としたかさん、いい話をありがとう!
 
 
 
なーる (としたか)
2005-01-12 03:04:35
とんさん、コメント どうもありがとうございます。



なーる。いつもパワフルなとんさんにはそんな素敵な

おばあちゃんがいたんだ。なんか納得。



自分も親父のDNAは感じます。

昨日も「似てる」とあちこちから言われました。



ま、いいと。
 
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