この時期にこのセミナーが焼津で開かれたことは「奇跡的」と言っても過言ではないと思います。うれしかったし、びっくりしました。セミナーのタイトルは「人を手段化しないまちづくりの考え方」。講演者の影山さん自らがおっしゃっていたように「皆さん、このタイトルのセミナー、聞きにいこうと思います?」って (笑) 。でも、ずいぶん大勢集まっていました。100人以上は受講していたんじゃないかな。平均年齢も若かったです。「焼津にこんなに若者、いたっけ?」って、正直思いました (笑) 。
影山さんは、西国分寺駅前のカフェ「クルミドコーヒー」の店主です。名著「
ゆっくり、いそげ」のことをぼくが知ったのは若手社員の今井君が紹介してくれたからです。「今井君が言うなら読んでみようかな」ってくらいの軽い気持ちで購入したのですが、衝撃を受けました。「こ、この考え方、すごすぎる」って。「ひょっとしてこれから世の中はこういう風に変わっていくのかな。だとしたら、それはとてもいいことだな」って、そう思ったのです。今井君がなぜこの本を知っていたのか、それはわからないけど、よくぞぼくに読むことを薦めてくれたと、感謝しています。かなり大きく影響を受けました。その後、西国分寺の
クルミドコーヒーさんに行って、実際にコーヒーをいただくという機会にも恵まれました。
詳しくは書けないけど、端的に言うと、「自動車工場が自動車を作るようにまちづくりをするんじゃなくて、植物が成長するようにまちづくりに取り組む」ってこと。道路やトンネルを作るのがまちづくりなら、それは自動車を作るのように計画的に進めるべきだけど、今、まちづくりに求められているのは、少なくとも若者たちが渇望しているのは、そういうことじゃないんじゃないかなって。
影山さんの本は「続 ゆっくり、いそげ」も読んで、ぼくの中の大切な一冊になっているけど、ライブの講演はまた格別で、さらに実感できました。
質問もネットを使うところが新しいですね。ずいぶんたくさん寄せられました。これもびつくりです。影山さんは丁寧に応えてくださいました。
焼津に来て、講演してくださった影山さんに感謝。どうもありがとうございます。
貴重な知識、知恵、考え方をいただきました。
また、この会を企画・運営してくれた土肥さんを中心にした若手グループの皆さんにも感謝。
どうもありがとうございます。参加者も若かったし、パワーを感じました。なんか、これから焼津は、もっとよくなっていきそうって、すごく感じました。
奇跡のセミナーだったと思います。どうもありがとうございました。