東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




カネゼンさんの田村専務と法月君とで、鹿児島出張でした。
鹿児島市内の城山観光ホテルに前泊。今朝、ロビーに7:30集合。枕崎に向かいました。



枕崎に向かう道中、茶畑越しにうっすらと開聞岳を見ることができました。
均整のとれた美しい山ですよね。今回の出張の中でぜひ見たいものの一つでした。
車を停めて写真撮影。霞んでいなければ、茶畑越しに海が見えて、その向こうに
開聞岳がみえるのだそうです。見事だろうな。
素敵なポイントを教えていただき、ありがとうございます。

枕崎には、一番上の写真にあるようにカネゼンさんの大きな鰹節工場があり
ます。



こちらは超低温の冷凍倉庫。走っているのは法月君。現地の皆さんとも仲良くやらせていただいている様子がなんとなく伝わってきて、自分もうれしくなりました。



鰹が凍っています。

大きな施設がフル稼働していて、たくさんの人たちが笑顔で働いているのが
印象的でした。現地にこれだけの雇用を生み出すのは企業として素晴らしい
ですよね。



枕崎のまち。遠望。

枕崎港も見学しましたが、焼津港と同じように、旧港(内港)の外側に大きな新港(外港)が作られていて、内港の方は使われていません。外港は焼津の外港と同様、大規模です。焼津の場合はマグロと鰹が水揚げされますが、枕崎は鰹専業。鰹だけの水揚げでは焼津よりも枕崎の方が多くなっているそうです。

すでに鰹節の生産では、焼津よりも枕崎の方が多いのですね。枕崎になくて、焼津にあるものは、缶詰会社。ですから「缶詰に向く、鰹が捕れた」船は焼津に入港するとのことです。鰹にも、鰹節に向くものと、缶詰に向くものがあるらしいです。



指宿枕崎線の終着駅 枕崎駅にて。

現地に足を運び、田村専務から直接お話しを聞くことは、鰹という側面から水産業のことを知る上で、とても勉強になりました。自分は焼津には住んでいますが、実際の水産業のことはまるで知らなかったと、痛感しました。斬新だと思ったのは、自分たちの仕事を「鰹節を提供する」という風に定義しないで、「料理を作る時のだしを提供する」と考えれば、市場が広がっていく、という発想。時代に合わせて、提供する商品の形を変えていくのですね。そしてそれにあった流通方法を構築する。素晴らしいです。

サンロフトでもクラウド化に伴い、ソフトウェアを提供する形が変わってきていますが、どこの業界でも 時流に合わせて変わっていくことが大切なのだと実感しました。

システム的には、サンロフトが取り組んできた「ロット別在庫管理機能」はとても重要だと感じました。サンロフトがこの分野に、これからどのように取り組んでいくのか、そのことはここでは書かないけど、ロット別在庫管理機能と製造原価管理機能は、これからも個別対応する自由さが失われないように、対応力を高めていく必要がありますね。



帰り道、知覧特攻平和会館に寄っていただきました。専務から「タオルじゃないと。ハンカチじゃ足りねぇぞ」って言われていましたが、そうですね。多くの特攻隊員たちの遺書を読むと無意識に涙がでてきますね。このときの想いは、またいつか別の機会に話しますね。



知覧の武家屋敷。薩摩藩、さすがです。



鹿児島空港に向かう道中、鹿児島の町と桜島がみえました。



鹿児島空港のスグそばに、木造駅舎が有名な肥薩線 嘉例川駅があります。
絵になってますね。このままSLに乗って人吉にいきたいな ( ´ ▽ ` )ノ 。


田村専務とは焼津南小学校の同級生。
本当はお客様だからレンタカーの運転はぼくがしなければいけないんだけど、「ええわ、ええわ、オレの方が道、知ってるし」ってことで、全部運転していただきました。また道中景色のいいポイントに停まってくれて、「ここで写真撮りゃあええじゃん」と促してくれました。嘉例川駅もその一つ。

飛行機に乗り慣れていて、空港にあるVIP用のラウンジではiPadでメールを送受信。「いやぁ~、カッコイイよ」ってぼくが言うのを促すような満面の笑顔がよかったです。でもね、本当にカッコよかったよ。ストレートでいいなぁって思いました。これからも、お互い仕事を一生懸命やって、またこんな風に旅ができたらいいね。

本当に、細やかに配慮していただき、どうもありがとうございます。
自分もサンロフトも、これからも皆さんに喜んでいただけるように、がんばりますね。



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