最先端の健康サポートの現場から

ここはどこかというと。実は、今日は、
聖隷健康サポートセンターShizuokaで１日人間ドックを受けていました。

会社で行う健康診断はかれこれ5年以上受けていなかったと思います。で、この際、
受けるならきちんと１日人間ドックに入って５年分くらい診てもらおうと思ったのです。
昨年の秋に申し込みをして、受診できたのが今日。混んでますね。この日も受診者は
多かったです。



聖隷健康サポートセンターShizuoka は東静岡駅前にある新しい施設です。
グランシップに行ったことがあれば、目の前なので、目にはしていると思うのです。
新しいし、清潔そうなイメージがあるし、「どうせ受診するなら、こういうところが
いいな」と結構前から思っていました。

8:40に受付。8:15くらいには到着していました。車で行きましたが、となりの駐車場の
料金は無料になります（通常だと2,200円でした）。受付のお姉さんから受診表が渡され
、「53」という番号が書かれていました。「今日は、プライバシー保護の関係もあります
ので、１日こちらの番号で呼ばせていただきます」とのこと。なるほどなぁ〜と思いました。
受診者は多いし、「鈴木さぁ〜ん」とか呼んでいたら、3人くらいが振り向きそうだ。
効率的な運営を実現しつつ、理由は「プライバシー保護のため」と言うのは一石二鳥ですね。



ロッカーのある更衣室に通され、作務衣ようなざっくりした服に着替えます。
くろしお温泉に来たようで、なんとなく気分が盛り上がってきます。

身長、体重、視力、聴力、採血・・・、と軽めのメニューからスタートして
いきますが、完璧にシステム化されていて、待ち時間もなく、行く先々の
看護師や検査技師の方々の笑顔が素晴らしく、ほとんどストレスを感じません。
また、受診の全工程の中で、男性スタッフは、胃カメラを入れる先生だけでした。
女性の雇用という点でも貢献してますね。なでしこ医療って感じです。

最近、病院を舞台にしたＴＶドラマが多いですが、夜中に事故の患者さんが
送り込まれてくるような救命医療のハードな仕事ぶりが取り上げられたりします
よね。そういうところから比べると、基本、受診者は健康な人ばかりだし、平和で、
スケジュール管理のしやすい、女性勤務に向いている職場だと思いました。

エコーの検査ですが、かなり丁寧に診てくれます。肝臓や腎臓など、重要な臓器を
チェックする検査なので、これはありがたいと思いました。

クライマックスの内視鏡検査。いわゆる胃カメラ。
会社の健康診断では、ここはバリウムを飲んでレントゲン検査になるわけですが、
胃カメラの方がはるかによくわかるし、バリウムみたいに後を引きずらないのが
いいですよね。鼻から入れるか、喉から入れるか、自分で選ぶのですが、「最近は
鼻の方が多いんですか？」と聞くと、「はい、グエッ感じがない分、喉よりラク
みたいですよ」とのことなので、「じゃ、鼻で」と鼻を選択。

鼻の穴を広げる薬を鼻の中に散布してしばらくすると「どちらの方が通りがいい
ですか？」と聞かれるので、「右です」と答えると「じゃ、右から（カメラを）入れ
ましょう」ということで、右側の鼻の穴に、ゼリーのようなものを流し込みます。
これはカメラが通りやすくすると同時に、麻酔で、喉の方まで流れていって、結構マズイ
です。そのうち、鼻の穴の中や喉がひりひりしてきて、感覚がなくなっていきます。

ベッドに身体の左側を下にして寝ると、目の前にカラーのモニターがあります。
しっかりした感じの男の先生が出てきて、「Ｓといいます。私が担当しますから、
安心してください。説明しながら行いますから、こちらのモニターを見ていて
ください」とのこと。毅然とした言動に安心しました。やはりプロはこうありたい
ですよね。

とてもスピーディーで、モニターもあるし、先生が次々解説してくれるので、
もちろん胃の中にカメラがあるのは相当な違和感を感じるのですが、説明を受けて
いるうちに終わってしまいました。５分くらいだったでしょうか。
技術の進化は素晴らしかったと思います。

「今、食道に入っています。ここはモノクロにしますが、その方がよくわかるからです」
「はぁ」

「胃に入りました。（カラーになり）胃の粘膜。あー、きれいですね。全然問題ない」
「はぁ」

ポリープが見つかり
「小さいポリープが４つくらいありますが、全然気にすることありません」
「はぁ」

「ピロリ菌、いそうもないけど、検査、やっときますか。採血してあるから、今日なら○○円の
　追加でできるけど、どう？」
「おねがいしまふ」（いないとわかりよかったです）

あと、カメラを入れている間、ずっと看護婦さんが、後ろから背中をさすってくれています。
これが・・・、気持ちいい （ ´ ▽ ` ）ノ 。　
過去の胃カメラのことを考えるととてもホスピタリティーと信頼感を感じることができました。



2０分くらい、ソファーでボケーとして麻酔を覚ましたあと、ランチ。とてもヘルシーなメニューで
おいしかったです。麻酔が覚めないと、食べられないらしいです。

ランチ後、最後の問診（結果報告）では、厳しく言われました (^_^;) 。
要するに、胃とか内臓関係は元々素材がよくて、いい身体なのに、生活習慣が悪すぎて、
血圧、血糖値、コレステロール値が高い。意識さえ強くもてば変えられることばかりなのに、それを
していない。つまり自覚がない。とりあえず親には感謝しないと。

ま、言われることは全部わかっていたし、改善していく必要性も感じていたので、これを機会に
生活習慣を改めていこうと思います。

ということで、今日は休暇をいただき、人間ドックに行ってきました。どうもありがとうございます。
再検査で、かかりつけの内科と眼科にいかなければいけなくなり、たいへん恐縮ですが、近々、どこか
で半休をいただくことになりそうです。あと、花粉がいよいよきているので、秀村医院にも行っておき
たいところ。

言うところばかりで恐縮ですが、休日に仕事することで埋め合わせていきたいと思います。

聖隷健康サポートセンターShizuokaの皆さま、今日は信頼感とホスピタリティー溢れる診療を
どうもありがとうございます。とても感謝しております。