海岸線から200メートルくらいあるのかな。もちろん震災が起これば、当然津波は
ここまで到達し、通過していくだろう。でも、とてもしっかりした鉄骨で4Fは防災専用の
スペースを設けています。そこからの眺め。ここなら安心感があります。
もともとこちらの場所で事業をされていて、「この地を売って、清々と郊外にでて、
事務所を作ることも考えた」とおっしゃっていましたが、こちらの場所で、事務所を
新たに新築されました。「この時期にそれって素晴らしいことですよね」って伝えたら、
「実態として言えば、今はこの地区の土地は売れないんだよ」ともおっしゃっていました。
そうだとしても、やっぱりこの新築は素晴らしい決断だと思う。
少なくとも焼津で事業をやっていくなら、「海辺は津波が怖いから引っ越す」という
だけでは、解決策にならないと思う。一般住宅の場合はわかるけど、事業所の場合は、
また違った視点が必要なんじゃないか。実際、事業所は規模が大きいからすぐに
引っ越すことも難しいし、そういう現象は起きていない。ただ安全対策もとくには
進んでいない。
焼津の海辺のいい雰囲気はそのままに、安全にビジネスできる
そういうプランが求められると思う。
本来、一等地であるはずの海辺を、ビジネス視点で有効に活かしたい。
新築なった事務所を見せていただき、その4Fから海辺を見ながら
そんな風に思ったのでした。
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