東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




こんな風景に出会えるなんて、日本はまだまだいい国だ。
只見線の会津西方駅と会津桧原駅の間にある「第一橋梁」は鉄道ファンならみんな知ってる撮影ポイント。これまで写真では何回となく見てきたけど、どうしてもライブで見たかった。

「只見線に乗りに行こう」と主張するのにはためらいがあった。鉄分の高い(← 鉄道ファンということ)長男と次男は大喜びだけど、鉄分0のヨメと義母をドライブとは言え、福島県の、それも新潟県境まで引っ張り出すことはリスクが高かったのだ。

  

しかしその心配は杞憂だった。上の写真のように道中は日本の原風景のようなのどかで美しい景色が広がり、みんな大満足だった。塩原温泉から南会津の山中を抜ける道路の状態は心配したけど、思いのほか整備されていて快適にドライブが楽しめる。

南会津はちょうど遅い春の訪れのとき。行く先々で満開の桜が迎えてくれた。

  

写真左上 高清水自然公園のミズバショウ。  写真右上 奥に迫力の田子倉ダムが見える。

  

写真左上 田子倉ダムの上流。  写真右上 田子倉ダムの下流。

田子倉発電所は完成当時から近年までは一般水力発電所としては日本一の規模を誇った。その後奥只見発電所の増設に伴って現在は2位となっているけど、もちろん今も日本屈指の発電所として首都圏及び東北地方に電力を供給している。

自然の素晴らしさと人間の技術力、それぞれに敬意を感じる眺めだと思った。それからこのダムの底には田子倉集落50戸290人の大切な故郷が沈んでいることも心に留めておかないと。

  

只見線 只見駅には鉄道ファンが集まり始めていた。

写真左上 左側の小さな建物が只見駅舎。駅前広場には出店もオープン。  写真右上 駅のスグヨコにある踏み切り付近にはカメラを構えた人たちも多数。奥には神社が見えるけど、桜満開のイヤシロチって感じだった。

  

写真左上 右上ともに撮影は次男。写真右上の右側が臨時列車「風っ子会津只見号」。只見駅から会津柳津駅まで、息子二人と義母の 1時間51分の鉄道の旅が始まる。

  

写真左上 只見線第一橋梁。最初に掲載した写真は「風っ子会津只見号」が通過中(ぜひスクロールの上 再度ご参照のほど (^ ^;) )。この列車に息子たちと義母が乗車中だった。実は自分とヨメはこの写真を撮影するために只見線には乗車していなくて、自動車で只見川、只見線と並走していた。眺めも沿道の雰囲気も素晴らしく、道の状態もいいのでドライブの方も楽しめる。

会津柳津駅で再び義母と息子たちが自動車に合流。「只見線、サイコーだった!」と興奮気味に語る息子たち。終始楽しそうな笑顔をキープしてくれた義母にも感謝。ドライブと鉄道、乗り物のバリエーションと新緑の渓谷の風景を楽しんでいただけたら幸いです。

写真右上 会津若松のレトロっぽい喫茶店でティータイム。最後は会津若松の七日町でタウンウォッチングを楽しんだ。


今回のツアーの出発点はヨメさんの実家 栃木県大田原市。
撮影ポイントの「只見線第一橋梁」は道の駅「尾瀬街道 みしま宿」から徒歩15分くらい(鉄道ファンの先輩たちが幾度となく歩いたため自然に出来上がった山道)。
帰りは磐越自動車道~東北自動車道を利用。西那須野IC下車。

GW期間中でも渋滞知らずで楽しめるコース。たまには日本の原風景を探しにいくのもいいと思います。


コメント ( 2 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
美しい! (にゃんち)
2007-05-08 09:42:41
始めてお邪魔します。 こんなに美しい景色がまだまだ日本にはあるのですね、また、写真が素晴らしいです。私たち静岡県にも伊豆方面は素晴らしいですよ
あまり観光開発して欲しくないですけどね・・・
 
 
 
日本っていい国 (としたか)
2007-05-09 00:18:13
にゃんちさん、コメント どうもありがとうございます。またマイミク登録もどうもありがとうございます (^ ^;) 。これからどうぞよろしくお願いいたします。

日本って本当に四季折々美しい風景がありますね。
伊豆も、母親が堂ヶ島の出身なのでよくいきました。
大好きです。

そうですね、あまり観光開発はしてほしくないですね。さり気なくその地域の日常にふれたり、発見したりすることが楽しいですね。

これからもそんな旅行をしていきたいです。
 
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