このトンネルの向こう側は20何年前。ここを通り抜けたとき 時計が一気に逆回転して自分は学生に戻ってしまった。
1991年に公開された映画「波の数だけ抱きしめて」(主演 中山美穂、小田裕二)のオープニングみたいな、そんな感じだ。映画は中山美穂が教会で結婚式を挙げているシーンから始まる。式のあと、今は社会人になっている仲間たちが車で湘南方面のトンネルを通り抜けるとき、ストーリーは一気に学生時代にタイムトリップする。彼らは湘南のうみの家でミニFMを運営する気楽なアルバイト学生に戻っている。
夏の湘南を舞台に繰り広げるラブストーリー。
海の映像と、ユーミンの曲と、当時流行っていたAORナンバーも流れる。
自分にとってもっとも印象深い映画のひとつだ。
写真は立教大学本館のアーチ。仕事で池袋に来たので久しぶりに母校に立ち寄ってみた。あまりにも な・つ・か・し・い。ホントに。
自分は中学・高校と男子校で過ごしたから女の人と話すのが苦手だった(今もそうか・・)。で、ふと気がつくとすでに彼女と一緒にキャンパスライフを楽しんでいる学生も結構いる。
大学2年の夏、「これじゃいけない」と一念発起して、まだ彼女がいない仲間7,8人が集まって「全員が彼女ができるまで合コンをやり続ける会」を結成した。その後何回合コンをやったことやら。
「大器晩成とはオレらのことだ」
「大器晩成とか将来の人とか言ったらオレらしかいねぇじゃん」
などと言いながら、飲んだり麻雀をやったりしていた。
アーチの向こう側は まぶしすぎる夏のキャンパス。
20何年前の自分がいた。
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「知らぬ間に遠く Years go by」♪
サザンですね。名曲です。
ブログの内容にピッタシカンカン!
そうなんです。サザンの初期の名曲
YaYa(あの時代を忘れない)
の一節、大好きな曲なのです。
久しぶりの母校は本当に懐かしかったです。
そして学生時代と言えばなんと言ったって
サザンですよね。