今日は第1回の内定者懇親会。8人の若い学生たちが集まってくれた。内定者の皆さん、暑い中、また遠路だった人もどうもありがとう。「最初の30分間で訓辞をお願いします」って言われていたんだけど、時間オーバーしてしまってごめんなさい > 総務のSさん。
もう入社試験じゃないんだけど、学生諸君はカチッとスーツを着て緊張している。そのままの雰囲気で話し始めてもよかったんだけど、夏のせいかな、なんとなくそういうカタい雰囲気をブレイクしたくて、いきなり「自己紹介ゲーム」から入った。(「自己紹介ゲーム」についてはこちらをクリック) これで場が和んだところで自分の話。歓迎の言葉の後、話したことは
これまで「インフラ」と言えばそれはなんと言っても道路。道路が整備されたことで、自動車産業は伸び、また郊外型の大規模ショッピングセンターができたり、その効果は計り知れない。でも道路というインフラを作り始めた直後は「この先は行けない」とか、あと自動車の方も「故障して動かない」とか問題が多かったはずで、「自動車なんて使えない」と言った人も多かったはずなのだ。
次にインフラといえば「電線」。山奥の家に行っても電気はきていて、ということは「そこまで電線を引いた人がいる」ってことで、これってすごいことなのだ。それによって全国津々浦々冷蔵庫を使うこともできるし、TVを観ることもできる。「電線」というインフラの整備なくしては、たとえば松下電器だってソニーだって、伸びようがなかったはずで、その効果はやはりとてつもなく大きかった。
今、整備が進む、これからたいへん重要なインフラとして浮上するものは・・・。それがブロードバンド。有線・無線あわせてとにかくブロードバンド。これしかない。ぼくらはブロードバンド回線を敷設する会社ではないけど、ブロードバンド上で役立つもの(ホームページ)を作り、ブロードバンド上でサービスを提供し、みんながブロードバンドのメリットを活かせるように教育したり、保守メンテナンスしたり、そういう仕事をやっている。これは必ず伸びるし、やりがいもある ということをお話しした。
質問がでて、それに答える話の中で「将来的に、ブログは社会人や学生だったら、ほとんど1人1サイトは持つようになる」とかそうなると「SNSの重要性がいよいよ高まる」とかそのあたりのことも話した。RSSやCSSというテクノロジーの重要性と理解についても話したかったけど、それはまた次回・・ということにした。
初日からいきなりだったけど、でもみんなでブロードバンドの将来性を信じて、これから一緒に仕事をしていきたい。その思いは本当に強い。
内定者諸君、20年後を想像してみてほしい。みんな40歳前後の一番の働き盛りだ。そのときは今の仕事はすべてブロードバンド化している。そのときにみんなでブロードバンドを活かし、笑いながら楽しく仕事をしている様子を想像してほしい。そんな明るく夢のある情報化社会の実現を目指し、これからともにがんばっていこう。
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やっぱりあの自己紹介は正解でしたね!
一気に場の空気が和らいで。
若い会話にちょっとついていけなくて焦った時もありましたが…。
これからが楽しみですね。
そだね、あの場合は有効だったね。
いろいろな計画があってもその場の雰囲気でケースバイケース、柔軟に対処することって重要だよね。
そのために周囲の人に若干ご迷惑をおかけしましたが、より良い研修会にするためってことで、笑って許してやって下さい (^_^;) 。
これからの内定者懇親会の運営もよろしくね。