東京日記
静岡県焼津市、藤枝市、北海道の札幌市にあるIT企業グループの経営者 松田敏孝の日記です。




大連レポ。ずっと書きたいと思っていたけどなかなか書けなかった。1月22日から26日まで、4泊5日の大連紀行。ほとんどあやふやになってしまった記憶をたどって、書いてみよー。1月23日に 宿泊していたホテル内のビジネスセンターからネットしたときに書いた現地からのレポ他のブログ記事などで、お世話になった方々へのお礼などは書いてあるから、ここではそういうことは省略させていただいて、自分の感想文的に書いてみる。

TOPの写真は人と自動車で賑わう大連駅前。これは中国全土で言えることらしいけど、ひと言で言えば「自動車優先」。タクシーに乗ったりすると思わず足を踏ん張っちゃうくらい運転は荒い(中国ではそれが普通らしい)。ウィンカーとか出している車はほとんどなくて、代わりにクラクションが使われる(いちお、大連市内はクラクションは禁止らしいが・・)。「入ったもの勝ち、止まったもの負け」って感じ。そんな中でリヤカーなんかもいる。たくましいというか、命がけというか、日本の感覚ではアンビリーバブルだけど、慣れると歩行者をやっていても快感になってくる。

  

話しは戻るけど写真左上はセントレア。広くてきれいでいい空港だった。アミューズメント性が高くて、屋外で飛行機が見れたり、サービス精神はすごくいいと思った。これからの空港はこんな感じで観光施設的になっていくのかな。写真右上は飛行機の窓から見た大連市街。巨大な港湾都市。大都会って感じでしょ。この眺めを見たとき、感動したなぁ。途中はけっこう激しく揺れて、到着も40分くらい遅れた。

  

近代的で衛生的な大連開発区にある食品工場。写真左上と右上では別の工場なんだけど、どちらも衛生的、近代的、そして巨大。日系企業の大連進出が始まった当初は、水道、ガス、蒸気(暖房に欠かせない。なんせ夜は氷点下10℃くらいまで下がる)、道路など インフラも未整備でたいへんな苦労をされたらしい。それに働く現地人のたちの「常識」「考え方」も日本人とはぜんぜん違うからそこでもギャップが生じる。役所や弁護士や建築会社なども信用がおけるところとそうでないところの区別がつかない。その苦労は今、大連を訪れている自分たちには想像できないレベルだと思う。そういった先輩達の苦労のおかげで、今、大連は中国一親日的な町で、日本語学習意欲も高い(日本語が話せる人が多い)町になっている。大連に赴任しても もう衣食住では不自由をすることはないだろう。

  

写真左上。大連開発区にあるホテルに泊まっていたんだけど、その朝食のとき様子。バイキング方式で、パンもフルーツも充実していておいしかった。ホテル内にある日本食レストランもモーニングをやってたから、食事で困るってこともないと思う。写真右上は夕食風景。四川料理のレストランにて 通訳の王(ワン)姉妹。夕食は4日間、全部中華だった。おいしかった~。確かに微妙に日本の味付けとは違うけど、自分的には全部OK。no problem 。お酒は・・、4日間 全部飲んだ。あんなに飲んだのは多分生まれて初めてかも。王姉妹は頭がよくて、会話も楽しい才媛。滞在中、ずっと親切にしてくれてどうもありがとう。お姉さんの春さん、ブログ 更新しようね(大連で一緒に作ったのだ (^_^)v )。

  

写真左上は日本で言えば「ガード下」ってところかな。大連駅のすぐヨコ。さすがにここでは食べてない。腹こわしてからじゃ遅いからね (^_^;) 。あんまり若気のいたり的な冒険はしていない。すごい活気でワクワクしてくるんだけど、「とにかくスリが多いから気をつけろ」って言うし、「カメラで写真なんか撮っているとねらわれる」って言うし、ま、だけど写真だけは撮った。大連市内でのショッピングは楽しかったなぁ。パソコン売り場、携帯売り場もみたけど、強い衝撃あり。デパートのパソコンコーナーは日本とそんなに変わらないけど、携帯売り場の賑わい方は日本を越えているんじゃないかな。パナソニックもソニーエリクソンも隅の方に追いやられて、中国国産メーカーが幅を利かせていた。あと、なんといっても番号ポータビリティだから、買い換えるとその場で小さなメモリカードを入れ替えて、そのまま使っている。短縮ダイヤルも通話料金もそのまま引き継がれる。日本の番号ポータビリティは今年からだけど、機種の買い替えはこんな感じになるんだと思う。本格的には来年くらいかな、「携帯戦争」が始まると思う。
写真右上は大連の貨物駅というか機関区というか。港ともつながり、周辺の工場ともつながっている巨大な配送基地って感じかな。鉄道ファンの自分にはこたえられないシーン。開発区と大連市内を結ぶ新しい電車からの眺め。そういえば電車の切符を買うときもみんなどんどんヨコ入りするから、普通に待っていたんじゃ切符は買えない。乗るときもそう。ホームで並んでいてもどんどんヨコ入りする。

自動車にしても鉄道にしても、その他のことも含めて、確かに問題ありかも。でも自分はすごく気に入った。なんといっても活気があるし、イケイケだ。いろんな矛盾を抱えながら、それでもどんどん発展して、良くなっていくんだと思う。

現地に赴任している人たちも、そこで働く現地の人たちも、多くの人たちが(もちろん全員じゃないけど) とにかく頑張っている。多くの人たちの笑顔がいい。挨拶もさわやかだ。

真冬の大連もよかったけど、今度は夏に行ってみたいな。緑が多くてきれいな町らしい。



コメント ( 4 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
うわっ! (sussie)
2006-03-05 16:50:16
待ちに待った大連レポート!

きましたねぇぇぇ~。さすがとしたかさんって

感じの内容。楽しませていただきました。



雪はなかったんですかね?当時!?

今は雪?降ってる?降ってた??ようですよね?

大連って思っていた以上に寒いところで、自分は

ビックリしちゃいました。



でも、「大連」は今ものすごい勢いで『変革』を

しているところですね。

そんな中、日本企業はタイ・ベトナム・・・そして

インドへも目が向き始めてると聞きましたが

これからのアジア、おもしろいかもですね。



これからもブログ楽しみにしてまぁーす
 
 
 
いいとこでした (としたか)
2006-03-05 22:26:26
sussieさん、コメント どうもありがとうございます。



だいぶ遅くなってしまって、記憶もあいまいになってしまいました。とにかく楽しくていろいろなことがあったんだけどなぁ。



雪はなかったですね。雨も少ないと思う。歩道がときどき凍っていたりするけど、全般として乾いた感じ。



そうですね。これからは視野を世界に。まずアジアに広げていきたいと思いました。仕事、採用なども含めてアジアと交流していく時代になるのでしょうね。

楽しみですね。
 
 
 
夏? (まーくん)
2006-03-05 23:02:46
夏まで待てませんよね?

新しいビジネスプランを引っさげて、緑が溢れる夏前に訪れましょう!

アメリカとは違う、これからのグローバルスタンダードを取り入れて、面白い仕事をしていきたいですね。
 
 
 
そっか (としたか)
2006-03-05 23:44:25
まーくん、コメント どうもありがとうございます。



そっか、夏なんて待っていられないか。緑が溢れるのは5月頃なのかな。その頃もよさそうだよね。



ぜひ新しいビジネスモデルを考えてまた行こうね。
 
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