二人の息子が通う中学・高校の文化祭が行われていたので、ヨメさんと学校へ。ここは自分の母校でもあるから、教室に入ると懐かしさなんかも感じられるんだけど、でも実は今日は先生にお詫びしければいけないことがあったり ちょっと気が重かった。
写真はコーヒーショップ「モカ」。普段教室で使っているスペースを上手に喫茶店にしてある。実はこの「モカ」は自分が通っていた頃から開店しているから「30何年の伝統がある店」だ。多くの生徒がスポーツの試合をしたり、研究発表をしているときに、コーヒーショップを始めた生徒もいて、その伝統が受け継がれているのはたいしたものだ。生きた体験学習としても素晴らしいと思う。「モカ」を始めた連中に対しては「あいつら商才あるなぁ~」って脱帽する次第。
生徒たちがイキイキとやっているのを見るのはとても気持ちがいい。
でも残念なのは、グラウンドは駐車場にしてしまってあるから、野球部やサッカー部など運動部系の部活の招待試合が行われない。そうなると公平にするためか、体育館でのバレー部やバスケ部の招待試合も行われない。文化部の発表や研究発表などはすごく頑張って展示してあるところもあり、説明してくれる生徒も若干はいるけど、正直 人影がまばらだと思った。
文化祭では「生徒たちの日頃の活動を発表する」ということが第一で、親は「生徒たちの活動を見る」ということが最大の役割だと思う。
スポーツの招待試合に、研究発表に、吹奏楽の演奏に、出店やコーヒーショップの運営に、イキイキと活動する生徒たちの姿をもっと見たいと思ったし、親は出店の運営よりも「見ること」にもっと時間を割くべきだと思った。
この流れを変えるとたぶん一時的にはレベルダウンすると思う。復活するのには5年くらいかかるかもしれない。でも、変えていってほしい。
いい環境、いい先生、いい生徒が揃っているのだから、必ずできるはずだ。
まずはグラウンドの駐車場利用を中止して、スポーツ系の部活の招待試合を復活させてほしいと強く思った。
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東京日記を読ませていただいていると、としたかさんの母校であり二人の息子さんが現在通われている中学・高校の話題が時々登場しますね。失礼ですが少し特異な校風ではないかと思ってしまいます。
〉親は「生徒たちの活動を見る」ということが最大の役割
はともかく
〉親は出店の運営よりも「見ること」にもっと時間を割くべき
直接親が出店運営する文化祭っておかしいですね。
生徒がすべて運営して、他の学校に通っている同年代の学生たちと交流したりするのが文化祭の目的ではないでしょうか。
そう考えればだいたい駐車場なんか必要ないはずです。
8月のブログに年一回の清掃奉仕作業のことも書かれていましたがなんで親が清掃奉仕作業に参加するのですか。幼稚園じゃあるまいし、中学生、高校生にさせれば良いのでは。
まあ何かと親が口を出し、親離れできないお坊ちゃんたちが通う学校ってありますよね。大きなお世話で失礼しました。
そうですね・・・。自分も同じように思います。
ちょっと親が出すぎかも。
親が自分の子どもの通う学校に関心をもつのはいいと思うのですが、「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言うか、あまり出過ぎるとむしろ・・・。
一度にあれこれ言ってもやりきれないと思うので、まずはグラウンドを駐車場として使うのをやめて、体育館も含めて、スポーツ部の招待試合を復活させたいと強く思ったのでした。