夕食後、遅い時間に夜の散歩に出る。
堀川沿いはとても爽やかな風が流れていた。
サムズ・バーがいつもの場所に停泊している。
一言二言、言葉を交わし今日はもう返ります・・と船長、川合君。
帰りしなに見覚えのある猫が石のベンチで寝そべっている。
暫く前からこの辺りのあちこちで”猫・探しています”の張り紙があり、
その猫にとても似ていると思ったので、
張り紙を探してそのケータイに電話を入れる。
10時近かったので少し憚れたが、
主の心配は同じ”猫飼い”として解かるつもりだ。
果たして留守電だったが、翌朝早くコールバックを受ける。
昨晩遅くに、伝えた場所を探してみたとの事、然しながらいなかった旨。
名前だけでもと尋ねられ、答えておいたが・・・・
早く見つかると良いなと思う。