明日晴れたら、、、

今日は雨だから、ゆっくり過ごそう。
明日晴れたら、、、ちょっとだけ頑張るかなぁ。

母のリハビリ

2007年09月30日 | 母の話

すっかり涼しくなってしまいました。
今日は長袖を着てないと、寒いです。
暑くて、暑くて・・いい加減にしてくれぇ~って感じだったのに、ちゃんと秋になって・・冬も来ますねぇ。
この数年、ホントに秋が短くなったような気がします。温暖化・・ってことですね。

今週は・・天候のせいにしようかなぁ・・ってくらい、何だか脱力感につかまってしまった感じでした。

母は、ショートから戻って一週間・・眠剤の影響が出ているような気がします・・。
なんとなく、立ちが良くないのです。
夜中のPトイレへの移乗が、危うくなっています。健常側の右足の膝折れをしてしまって、パンツを一人で上げるのに大汗です。
思わず大きな声で「危ないから、目を開けて~」と叫んでしまい、グッスリ眠っている父も起きる程でした。

いっそのこと、リハパンとパッドにしてくれたらいいんですが・・相変わらず出来ないのか、する気がないのか・・。眠いなら・・無理して起きてトイレに行かなくてもぉ

デバスを10時半頃に飲ませて、12時頃までに再度呼ばれたときは、レンドルミンを飲ませます。
それでも2時~3時の間には再度トイレコールがあって・・その時のPトイレの移乗に危機感

それでも・・その後は、七時過ぎまで私を呼ばないので、朝のお弁当作りもなんとか慌てずに済ませることも出来てます。
デバス・・案外効き目あるみたいです。
しかし、本来の、いわゆる・・・精神安定は・・してないみたいですが~

昨日の晩も、1階の玄関のところに「黒いレインコートの男がユラユラしてて怖い」って、何度玄関を開けて確認させられたでしょう・・。それから、時々・・壁に大きな蛾やゴキちゃんも見えるようです。
デバスを飲む前は、幻視は大分なくなってきてたような気もしていたので、もしかして・・かな。

昼間のリハビリには、支障をきたしていることもなさそうなので、暫くはこのまま続けてみようとは思っています。 
もちろん、母を転ばせないように・・十分に注意をしていきたいと思っていますが。

さて、母のリハビリですが・・そのことと絡ませて、遂に我が家もケアマネさんが交替することになったので、そのことについて書いておこうと思います。

母は、週に二度の通所りハビリと、一度の訪問リハビリと、月に一度主治医のいる整形外科で、一ヶ月毎の受診の帰りに病院のリハビリも受けて帰ります。
(週に一度、歯科衛生士さんによる口腔ケアと共に、簡単な発声練習もして頂いてます)

リハビリの内容は、移乗・起立の練習(理学療法)と、左側空間無視の改善の訓練(作業療法)が主です。

母の高次脳機能障害の第一項目に必ず書かれている、左側空間半側無視。
右脳、前頭葉部分の梗塞のために、母には視覚ではない認識ということで、左側が見えません。
何度か書いていますが、目に見えているはずのものの左側が、何故か脳には伝わらないのです。

母と買い物に行くと・・「トイレットペーパーが98円だって!私が持ってあげるから買いなさいよ!!」って。
よく見ると、398円なんですねぇ

芸能人の結婚記者会見をテレビでやってても「男の方は出ないのね」って。
実は・・左側にいるんですけどぉ


訓練次第ではかなりの改善も可能であり・・何より、もう一つの大事なリハビリの起立にしても移乗にしても、身体のバランス・・平衡感覚を保つためには・・見えない部分を少しでも少なくすることが、必要なんですねぇ。

加えて・・梗塞から一年11ヶ月・・母の麻痺側の関節に硬直が出てき始めました。
左足の太腿の裏あたりの筋肉も、悪い意味での硬さが出てきています。
仕方ない時期なのかもしれませんが・・現実は、悲しい
左の掌も、肘も、朝起きると固まった状態です。
そのくせ、末端神経は敏感になっていて、ほんの少しぶつけただけでも、物凄く痛がったりしています。

自分の左側さえ・・認識できず、横を向いて戻る時に左手を下敷きにしてしまっても気が付かなかったり。
麻痺手の擬人化で、何故か「この子」になっちゃうし。

なので自分の身体だと認識させる・・全てはそこからなんです。

自分の左手だと認識出来るようにするためと、何より左手の存在を確認するために、通所リハビリの作業療法士さんはイロイロ考えて下さっています。

最近のリハビリの一環としては、マニュキアを塗ってもらっています。
先月、約一年お世話になった女性の療法士さんが、寿退職されて・・引き継いで下さったのが、まだ若い男の療法士さん。
母の左手の爪に、それは綺麗にマニキュアを塗ってくださいます。

それから、鏡に向かい・・左側に療法士さんが洗濯バサミをつけます。
それを、鏡を見ながら母は右手で洗濯バサミを探して取り外します。
最初の頃は、殆ど探せなかった端の方も今は大分早く見つけることが出来るようになったそうです。

そうやって、リハビリに励んでいる母です。


で、ここでケアマネさんの交替についてが何故絡むかと。
あ~なんて・・文章をまとめる能力がない私なんだろう・・
早く書いてしまいたいのに、なかなか本題に入れない・・・。

これから、母の訪問美容士さんが来るので・・つづくということで・・・失礼致します。