退院の日程が決まって、OTリハは療法士さんと移乗の練習していた。なのに、ここのところ一緒にリハが出来ない。一緒にリハ室に行かせてもらえないのだ。
「新しいことをしてみたいので集中してやりますから」って話だった。
「良さそうになったら、また一緒にやりましょう」ってことだったので、深く考えずにいたけれど、今日も家族は遠慮して欲しいと言う。
「何故ですか?集中できないからですか?」
もう、残すところ一ヶ月弱。説明してくれないと不安ジャン!
「ここで言っていいか・・ちょっとわからないんですけれど・・」
言葉を濁す療法士さん、益々聞かないわけにはいかん!
廊下に連れ出して教えて欲しいとお願いした。
OT「集中力が欠けてしまうことも事実なんですが・・実は、とても言いにくいんですが、気を悪くしたら申し訳ないんですけど・・お母様が一生懸命頑張っているリハの最中に、頑張れと言う言葉を連呼されて・・それに対して、お母様がとても欝状態になってしまっている気がするのです。投げやりになってしまったり、卑下してしまったり・・今までのやる気の足を、引っ張っているような気がして。それで少し家族の方がいらっしゃらないリハビリの方が、昔のやる気が出るような気がしていたものですから・・。」
私「今まで、それほど頑張れと言ってたつもりは無くて。それどころか、母に対して甘かったような気さえしている今で。今日から、今までより少し、強いことも言ってみようかと思っていたんですけど・・。全く先生とは背中合わせのことを私はしてみようかと思っている今なんです。
今、頑張れなくなっているなら、少し厳しいこと私が言って、やる気になってもらおうと思っていたんです。
トイレの件も、今やらないとお座成りになってしまうと思います。
お互いまぁいいか・・ってのは、もう少し後のことにしたいんです。
車椅子に乗ることも、もう少し頑張ってもらいたいと思ってたんですけど・・それは間違いなんでしょうか?
もう、頑張らなくていいなんて・・私には言えないし。言いたくない。
でも、それが先生の考えと反するなら、病院にいる以上は先生の意向に合わせたいですし。
何よりも本人の意欲を奪うことはしたくないから、ハッキリ言っていただいた方がいいです。
どうすればいいですか?とりあえず、頑張れって今以上に言わないようにしろって事ですか?車椅子に乗ることがリハビリだって一番わかってた母だったんです。
頑張れって、そんなに言ってたつもりないんですけどねぇ・・」
OT「いえ・・娘さんやお父様とは楽しくリハビリをしていたと思います。頑張れって言葉に、お母様も応えていらしたし。
本当に言いにくいのですが・・土曜日に・・」
私「もしかして・・叔父ですか?母の弟の・・。」
OT「実はそうなんです。ご心配されてるからだとは思うのですが、頑張ってる人に対しての言葉が・・あまりにも辛辣過ぎているような・・それでご本人が傷ついてしまって、自分を卑下して・・悲しいことばかり言う様になってきたのです。」
私「思い当たります・・。多分、そうかなぁ・・とも思ってました。」
最近、家の改修の為の雑用で土曜日は本当に忙しかった。
粗大ゴミの収集は、旦那の休みの土曜にしか出来なかったし。
ちょうど仕事が休みだってことで、土曜日の面会は叔父が行ってくれると言うので、お願いしていた。ぜったいに「差し入れ禁止!」で。
リハも一緒にしてるって話は聞いた。嬉しそうに話してくれてた。
でも、先週はそれが出来なくて・・少しガッカリしていた。
バーちんの為に、何かをしたくて仕方ないのだ。
そう・・叔父は、バーちんに対する思い入れが激しい。自分も脳梗塞予備軍だと言われているから尚更。悪気は全くないけれど、誰よりも心配してくれていてどの兄弟姉妹よりバーちんとも仲良しだ。
それゆえ・・自分の娘のようにバーちんを扱っていて、物凄く甘やかしたかと思うと、少し馬鹿にしたような話方をする時もあって・・。
ジィーはいつも少し会話を聞くのをイヤがっていた。
どうしてもバーちんに対しての態度が気になるからと、叔父の行く日は任せるようにしていたのだった。
そうか・・それが思った以上にバーちんを追い込んでいたのか・・。
OT「私達は、プロとして・・いろいろな面でお母様の自立を促して、やる気を持って帰っていただきたいとおもっています。
なので、今は・・家族の方の励ましはリハ室以外でってことにさせてください。」
てなことがあったのでした。
確かに、そうかもしれない。
頑張るって、本当に難しい。
頑張るなって言えたら・・楽ちんなのかもしれない。
でも・・言えないもん。
叔父の方は・・少し考えなきゃナぁ・・。
リハのない日曜日に・・行ってもらった方がいいのかなぁ・・。
差し入れといい・・なかなか温度差があって、難しいものだぁ。
明日、訪問看護士が来たら、少しその辺も相談してみよう。
「新しいことをしてみたいので集中してやりますから」って話だった。
「良さそうになったら、また一緒にやりましょう」ってことだったので、深く考えずにいたけれど、今日も家族は遠慮して欲しいと言う。
「何故ですか?集中できないからですか?」
もう、残すところ一ヶ月弱。説明してくれないと不安ジャン!
「ここで言っていいか・・ちょっとわからないんですけれど・・」
言葉を濁す療法士さん、益々聞かないわけにはいかん!
廊下に連れ出して教えて欲しいとお願いした。
OT「集中力が欠けてしまうことも事実なんですが・・実は、とても言いにくいんですが、気を悪くしたら申し訳ないんですけど・・お母様が一生懸命頑張っているリハの最中に、頑張れと言う言葉を連呼されて・・それに対して、お母様がとても欝状態になってしまっている気がするのです。投げやりになってしまったり、卑下してしまったり・・今までのやる気の足を、引っ張っているような気がして。それで少し家族の方がいらっしゃらないリハビリの方が、昔のやる気が出るような気がしていたものですから・・。」
私「今まで、それほど頑張れと言ってたつもりは無くて。それどころか、母に対して甘かったような気さえしている今で。今日から、今までより少し、強いことも言ってみようかと思っていたんですけど・・。全く先生とは背中合わせのことを私はしてみようかと思っている今なんです。
今、頑張れなくなっているなら、少し厳しいこと私が言って、やる気になってもらおうと思っていたんです。
トイレの件も、今やらないとお座成りになってしまうと思います。
お互いまぁいいか・・ってのは、もう少し後のことにしたいんです。
車椅子に乗ることも、もう少し頑張ってもらいたいと思ってたんですけど・・それは間違いなんでしょうか?
もう、頑張らなくていいなんて・・私には言えないし。言いたくない。
でも、それが先生の考えと反するなら、病院にいる以上は先生の意向に合わせたいですし。
何よりも本人の意欲を奪うことはしたくないから、ハッキリ言っていただいた方がいいです。
どうすればいいですか?とりあえず、頑張れって今以上に言わないようにしろって事ですか?車椅子に乗ることがリハビリだって一番わかってた母だったんです。
頑張れって、そんなに言ってたつもりないんですけどねぇ・・」
OT「いえ・・娘さんやお父様とは楽しくリハビリをしていたと思います。頑張れって言葉に、お母様も応えていらしたし。
本当に言いにくいのですが・・土曜日に・・」
私「もしかして・・叔父ですか?母の弟の・・。」
OT「実はそうなんです。ご心配されてるからだとは思うのですが、頑張ってる人に対しての言葉が・・あまりにも辛辣過ぎているような・・それでご本人が傷ついてしまって、自分を卑下して・・悲しいことばかり言う様になってきたのです。」
私「思い当たります・・。多分、そうかなぁ・・とも思ってました。」
最近、家の改修の為の雑用で土曜日は本当に忙しかった。
粗大ゴミの収集は、旦那の休みの土曜にしか出来なかったし。
ちょうど仕事が休みだってことで、土曜日の面会は叔父が行ってくれると言うので、お願いしていた。ぜったいに「差し入れ禁止!」で。
リハも一緒にしてるって話は聞いた。嬉しそうに話してくれてた。
でも、先週はそれが出来なくて・・少しガッカリしていた。
バーちんの為に、何かをしたくて仕方ないのだ。
そう・・叔父は、バーちんに対する思い入れが激しい。自分も脳梗塞予備軍だと言われているから尚更。悪気は全くないけれど、誰よりも心配してくれていてどの兄弟姉妹よりバーちんとも仲良しだ。
それゆえ・・自分の娘のようにバーちんを扱っていて、物凄く甘やかしたかと思うと、少し馬鹿にしたような話方をする時もあって・・。
ジィーはいつも少し会話を聞くのをイヤがっていた。
どうしてもバーちんに対しての態度が気になるからと、叔父の行く日は任せるようにしていたのだった。
そうか・・それが思った以上にバーちんを追い込んでいたのか・・。
OT「私達は、プロとして・・いろいろな面でお母様の自立を促して、やる気を持って帰っていただきたいとおもっています。
なので、今は・・家族の方の励ましはリハ室以外でってことにさせてください。」
てなことがあったのでした。
確かに、そうかもしれない。
頑張るって、本当に難しい。
頑張るなって言えたら・・楽ちんなのかもしれない。
でも・・言えないもん。
叔父の方は・・少し考えなきゃナぁ・・。
リハのない日曜日に・・行ってもらった方がいいのかなぁ・・。
差し入れといい・・なかなか温度差があって、難しいものだぁ。
明日、訪問看護士が来たら、少しその辺も相談してみよう。
好意からくることだけに、いいにくい。
親戚だから、なおさらっていうのもあるし。
叔父様からしてみたら、こんなに
相手のことを思ってやっているのに、
なんで自分のせいなんや! って思われる
かもしれないですものねぇ。「そういう
問題じゃない」ってことがわかる相手だったら
きっと、最初からこんな風にはならない
だろうと思います。ああああ。
母とのトラブルは、まさにいつもこれっす。
授業参観みたいな感じで。
「頑張れ!」って言葉や意味合いは、確かに元気づける事にもなりますが、逆に落ち込ませることにもなる。
私の母は後半 鬱になり、頑張れ は封印しました。
充分頑張っているから・・・
励ましの言葉も、その時その時の心境に合わせて、細やかな対応が必要になりますよね
難しいです。
②頑張れのコトバは、精神的追い詰め・プレッシャに直結するので厳禁。
激励お見舞いのつもりが実は逆効果では、
ばーちん、お客様、ご家族、全てにとって悲劇ですから、
退院後お見舞いのご来客を受ける時には、
お客様への事前の「お願い」が大事になりそうですね。
本当に・・悪気がないのがわかってるのだけど、チョッと待って!みたいな。
何度「そうじゃなくて・・」って言ったことか。ひたすら説得しまくって・・演説になって。最終的には、わかってるんだかわかんないけど、「まぁ・・お前が面倒見るんだから・・」って。なら最初から、すぐに納得してくれぇ・・。だよね。
しっかし・・流石に今回は言えませ~ん。
「おじちゃんのせいで、バーちんの落ち込みがヒドイ・・」なんてこと。
弟ならでは・・の心配というか歯がゆさなんだろなぁ。いい姉弟関係だから。
もしかしたら、おじちゃんが私の替わりに鬼になってくれてたのかもしんない。
そう思うと・・ね。
ただ大分・・自分本位なんだけどね。
そこが問題・・。
「ウルルさん」へ
大学病院の時は、なるだけリハには行かないようにしてたのです。バーちん気が散って、それでなくても右ばっかり向いちゃうし。
リハ病院では、「ご一緒に」って言われて・・結構楽しくやってたんですけどねぇ。
だから、とっても残念です。
もしかしたら・・私や父も、バーちんに見えないプレッシャーかけてたのかもしれないなぁ。
結局は・・バーちん自身の心が耐えらん無くなったのかもしれない。
難しいです・・本当に。
どうしたらいいんだか、わかんなくなっちゃって。バーちんの気持ちの状態を、よーく見ていくようにしてみます。強気の時と、弱気の時との言葉によく注意!ですね。
「八兵衛さん」へ
今まで、私はばーちんに「頑張りすぎないでね・・」って言ってるつもりでした。
でも・・考えたら、いろんなところで「頑張ってね」って、言ってました。
こんなに頑張ってるのに出来ない・・悲しい・・切ない・・。それは、誰よりバーちんが一番思ってることなのですよね。
頑張ってね・・は、明日からは封印してみます。少し・・皆が焦ってたと思います。私も多分に。ありのまんま・・受け止める準備もしていきます。
その上で・・応援する。
それがいいのでしょうかね。
言葉って大事だよなぁって思います
同郷の方、良かったですね
きっと、お話もすすみますね☆
あたしは、実家の隣々県に住んでいるのですが。偶然、同出身の方とお知り合いになると、嬉しいものです♪゛ついつい、何時間もお喋りしてしまいます
>それがいいのでしょうかね。
優しさと励ましは言葉で言うより、
行動、態度、目線に気持ちを込める。
ばーちんには、このほうが良い気がしやす。
目は口ほどにモノを言い、
旦那さんを落としたかつてのテクを思い出し、
磨きをかけ頑張ってみてください。
ちょっとした改善でも言葉で褒めて、ともに喜ぶ。
ばーちんにとっても非常に嬉しいことだし、
また密かに頑張ろうと、きっと励みになると思いますよ。
私も八兵衛さんに同感です。
私はお世話される側なので、お母さまの気持ちに近くなれるかもしれません。
がんばれ、あなたのためよなどは禁句。
一番がんばらないと家族に迷惑がかかると思っているのは
本人だからです。
ありのままを受け入れて「待つ」・・・
これが後々好影響を与えます。
褒めて自信を持たせる・・・
そうすると本人のやる気が出るのです。
子育てを思い出してください。
せかしてオムツを外しましたか。
無理強いして歩かせましたか。
育てるのは赤ちゃんと同じで、周りは辛抱強く
見守るのですね。
それがお母さまの心の奥底に届き
意欲に変わってきます。
そうです。
一人娘さん、~しなきゃ・・・じゃなく
ありのままのあなたで自然体で楽しんでください。
ピンチをチャンスに変えることができます。
1年後、ブログを読み返し、
きっと驚かれると思いますよ。
大丈夫、大丈夫。
聞こえ方はいろいろだけど、なんとなく方言ていいですよねぇ。地元ならではの連帯感かなぁ・・。
バーちんもジィーも新潟から東京に出て、もう50年。それでも、新潟出身者は匂いというか、言葉のニュアンスなんかでわかるそうです。私は生まれたのが世田谷(マジ!)なので、言葉使いは上品です!オーホホホぬぁーんちって!!・・世田谷でも・・成城学園の隣(とんねるずのノリタケちゃんの実家のある町)の隣。いわゆる下町でしがね・・てやんでぇ~ベラボーメ!ってな町でした。
「八兵衛さん」へ
旦那を落とす?!いやぁ~落とされたんですよぉ~私が!!なんて。
でも、実際・・頑張ってる人にこれ以上どう頑張れってんだ!ですよね。
私自身は「頑張り過ぎないように頑張って」程度しか言ってはいなかったはず・・なんですけどね。
言葉の端々に滲み出てたかなぁ~・・。
態度で示すべく・・精進します。
それから、励みになるような言葉を!
物凄く、わかりやすいアドバイスです。感謝です!
「未歩さん」へ
頑張って欲しいけれど、頑張りすぎて欲しくはない。
それは、バーちんもきっと私に、ジィーに思ってくれてると思います。一度だって、無理をしろなんて言いはしない母です。
そう・・思いあってる気持ち、同じ気持ちなのですね。
もしバーちんが、私や父に・・もっと何とか頑張ってよ!なんて言ったら・・言われた側は、苦しくなる、辛くなると思います。
そうですよね・・まづ、自分が無理なく頑張れるように・・お互いの為に・・楽しく過ごすのが何よりなんですよね。
バーちんにとって生きやすい環境を、無理なく、自然と作り上げていけば楽しくなるかもしれませんね。