うちの太郎は、モモという犬の生まれ代わりではないかと
思って
モモの死が、病院でひとりぼっちで可哀想だったから、
太郎の死は、家で死なせてやろうと思っている。
モモは、がんだと言われて
抗癌剤を与えられたが
その抗癌剤は、そのがんには効かないものだった
最後にそれを証明するため だけに ある病院に行った形になった
モモ
本当は、あんな遠いところへ預けることなどなかったのだ。
遠い遠い病院に高速をとばして行った
その病院で、癌の種類を特定したのち
亡くなったモモ
今もって、どうしてあそこまで連れていったのか
動物にしても
人間にしても
医療という物のために
苦しみ
死んでいく。
たろうは、たろうのままで、
家の猫のままで
見送ってあげたいと 切に願う
彼らの最後まで どうか付き添ってあげられるよう
どうぞ
わたしを そこまで さいごまで 生かして欲しいと
神様に祈る日々。