タビー軍団

我が家の庭には　しま猫の軍団が住み込んでいる

タビー軍団（しま猫の柄をタビーというから）と呼んでいる。

もともとは、尻尾がニホンある、白猫が来たことから始まった

尻尾がニホンある＝猫又ではないか、ということで

恐れ多いので餌やりを
（するつもりはなかったが、家に来ていたヘルパーさんが勝手に家の餌を猫にやってしまったのだ）することになってしまった。

いちどやったら、つぎはやらないとか　日によってやらないとか

そういうことは虐待にあたるのでできない

だから、定期的にやる羽目におちいったのである。

そのうち、件の白猫は妊娠し、子猫を近所の寺で出産してしまった

（妊娠中に捕獲して子猫ごと避妊去勢してしまったら、という提案もうけたが、

その頃　ワの成分が卵巣やら生殖器などの血管が集中した部分にあつまって、要するにニホンジン総不妊化計画をしているような世相に私の目から世間が見えたので、とてもそんなことできないと断った結果の出来事。）

タビー軍団の話に戻すと

それらの白猫に餌をやって、猫又様を怒らせないようにするつもりが、

今はその猫又よりも

タビーの猫たちが、跋扈（ばっこ）している　うちの庭である。

さまざまな人の協力を得て、捕獲機をかけて避妊去勢してもらったりした猫たちが庭のさまざまなところにいて、私が気軽に外出できない（車で轢きそうになる＆なんかねだられる）という状況になってしまっている。

ただ、このタビー軍団の強固なナワバリ意識のせいか、猫が一定以上増えないのはありがたいことかもしれないと思っている。