ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

台本その4

2024-06-21 13:01:21 | 思ったこと
これも前回のつづきではありません。


「実は、あれは嘘だったのです」
「そんなことを喋って大丈夫なのか」
「政府組織の不正を是正するためには。社会正義のためにはこのことを
告白しなければなりません。
実は、あの件は山田太郎大臣の名誉を護るためだけに始まった大きな嘘で、そのためにその他関係機関を巻き込み、多数の死者を出すにいたったのです」
「そ そうだったのか」
「そんなことを喋って君は、身の安全が守れるとおもっているのか。
今後だれかに狙われたり、国家権力はやわじゃない。命にかかわるぞ
その覚悟はできているのか。」
「大丈夫です。そのためにここに来たのですから。あなたにも迷惑はかけないつもりです。これからこの記録を記した紙をすべてこのバッグにいれて、警察に届ける予定です。」
「そうか・。」

わたしは玄関からその書類が入ったカバンをもったまま出ていく
すると、日本刀をもった男がおそいかかってきた。
私の腕は落とされ、腹にえぐるように日本刀が突き刺さった時
自分の人生は終わったと思った。。。。


「すごい体験しました」
「リアルでしたねえ」

「バーチャル内部告発、この商品はいかがでしたか」
「いやあ、スリル満点で、しかも自分は正義のために命をかけて
死ぬところもリアルでした。ほんと楽しめました。ありがとう」
「どうしてこの体験を求めたのですか?」
「いや。。実は。。。 えっ 理由を言わなければだめですか」

「いえ、この体験を求める人のなかに、実際に内部告発をしたかったけれど できなかったので、その悔いを バーチャルでリベンジするという方もいるんですよ。だからあなたにも内部告発したい何か理由があるのかと」

「・・・・・」
「いえっ何言ってるんですか。そんなこと。ありませんよ。」


怯えるように、その男は 去っていった。

台本その3

2024-06-21 12:17:17 | 思ったこと
台本その3(前回のつづきではありません)
台本っていうのは、かみしばいかなんかの台本にする予定
ですってことですが、するかしないかは

おもいつきでいつも書き込んでいるので。


*******************
「バーチャル介護」

「うぁああ。おむつのこうぞうってこうなってるんですね!
いゃあああぁ! うんこが手についた!」

VRゴーグルをつけたその男性は手を引っ込めて叫んだ


「大丈夫ですよ、そのてについたのうんちは、バーチャルなんで本物ではありませんから」

「うぉえぁああ! っくっさいい!! いやぁあ 臭いしますよ! いゃやあぁくさいし、べっちょりしてる!!」

「なにもてあそんでるんですか。臭いもバーチャルです。触感もバーチャル。
今の技術は、すべての再現性がすごいんです。だから大丈夫ですってば。」

「やぁああ。本当なんだ。こんなにはっきりと質感を感じるなんてすごいなあ。
さて、おしりを 拭こうか、ね、おかあさん、おかあさんごめんごめん、きれいにするからね、おしりを拭くよ。いゃああ。このお尻拭きすぐ汚れがとれていいね。でも一枚じゃ足りないや」
「じゃあ、コインを一枚投入してください。追加一枚につき VRコイン3枚です」

「ええっけっこう高いなあ」
「でも、綺麗にしないと終わりませんよ。さあさあ、コインを出して投入してください」
「まったく、これこそリアルだな。ベッドサイドにコイン差し込み口がある。手袋を外して。。手袋ももう一枚必要じゃないか」
「手袋はVRコイン4枚です」
「なんだよ、それも有料かよ」

「まあ、文句いわないで。あなたが亡きおかあさんの介護体験をしたいというのだから」
「まあね、できなかった親孝行をしたいと思ったのさ。かあさんは40歳で亡くなったのだけど、60歳で寝たきりになったという設定さ」
「60歳を選びましたか」
「だって今どき、70歳、80歳なんて人みたことないからね」
「そうですね。生産年齢を超えるとスーパーシティに連れていかれるので老人を見たことがない人がほとんどです」

「スーパーシティで幸せな老後っていうからみんな行くので、そのあと会うこともないし介護するなんてこと珍しい体験だから
こうして個人的に体験したい人はここに来るしかないしね」

「専門家がやっていると言われている介護ってどんな仕事なのか
体験してみたいっていう俺みたいなレアなやつとか、
親孝行をしそびれたって思っている人が
擬似体験するためにここに来るんだからね。いや、
今日も 充実した介護をできたよ。」
「おかあさん、また来るからね、60歳バージョンは初めてだけど、今度は70歳バージョンも試してみようかな。ありがとね。」
「お疲れ様でした、またどうぞ。」

台本その2

2024-06-20 16:03:05 | 思ったこと
(前回のつづきではありません)

さあ
あなたも
夢を叶えましょう

おさないころのゆめを!!

だれもが
身近なおとなから
「だめだよ。そんなことをしちゃいけないよ」
言われて
はがゆいおもいをしてきたあれ

それを叶えるんです



「だれもが?」

えええ
おおくのひとが、経験しているあれです

なんだろう。

ここが、その入り口です。



「えさ らんど?」

そうです。

だれもが
子供のころ、
のらねこや のらいぬにえさをやりたくても
できなかった。
のらねこや のらいぬに 制限なく! おもいのまま!
だいすきな動物へ の えさやりが やりたい放題!!

入場料千円で、餌は入り口の売店で購入し、やりたい放題です。


「だれもが、やりたくてもできなかった・・」

かわいそうな猫
かわいそうないぬ
かわいい子猫
かわいい子犬
年老いて弱り果てた猫
傷ついた犬
などなど
いろんなシュチュエーション、いろんなバージョンの
よりどりみどりの猫や犬たちに
餌をやりたい放題!!
可愛がるだけ可愛がって、
あとくされなく、動物は決して増えません。
なぜなら、この動物たちは バーチャルペットたちだからです!!

「ばーちゃるペット」

本物かのように見えるこの動物たちは、
生き物ではなく、AIが作り出した幻影で、あなた方が餌をやっても
決して繁殖もしないし、あなたたちを追いかけて、困らすようなことはいたしません。もちろんのみもダニも、病気はもっていないので
みかけがどんなに汚れて傷ついていても、心配ご無用!
あなたがたは、かわいそうな動物たちにこころゆくまで親切に餌をやったり
手当をして、飽きたらそれであとくされなくお別れできます。

どうです!
理想的でしょう!!
こんな体験が、千円で!もちろん餌代は別ですが!!

餌代って、バーチャルペットだから。。
そうです。餌もバーチャルです。

それって、
だって、困っている動物を助けたいという気持ちを満足させるったって
相手は生きていないんだったら、それで満足するんでしょうかね

困っている動物を助けたという 自己満足と
自分はそういう優しい人間であるという自己満足が
得られる上に、面倒は一切ないので便利だとおもいませんか?
これは、厚生労働省の提案する「自己実現してメンタル向上する政策」事業の一環で、人々の心の健康を回復するためのプログラムです!

ああ、だれかの役に立ったと思えば、すこしは自信がつくから・。。。



そんなわけねーだろう!!ばか!!

カニときんん

2024-06-19 11:11:25 | 思ったこと
かにがふえていた

かにがふえていた

かんきょうがととのったら
かにがふえていたたたたたたた

ひとつのすいそうに
かにがふえてかにかにかにかにかにがふえてたったたっったたったたた。

かにがふえたのは
かんきょうよういん
かにがふえたのは
かんきょうがととのったから


さて

きんは?
きんん きんんきんきんきん


きんはどこでふえるのか?
きんはどこでふえるのか




かんきょうがととのったから?