自称米子のプロモデラー

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フィギュアヘッドを作る パート06

2025-02-10 08:11:53 | 模型

昨日で、ヘッドの製作は終わりましたが、まだ、スニーカーの化粧が残っています。

こんな真っ白なスニーカーなので、これに黒のストライプを入れます。

材質がソフトビニールなので、塗装ではなくカッティングシートをカットして貼り付けます。

先ずスニーカーにマスキングテープを貼り付け、その上からストライプをボールペンで書き込みます。

これを剥がして、

カッティングシートに貼り付け、デザインナイフでカットします。

カッティングシートって何?と言うと、粘着剤の付いた塩ビのカラーシートで、シールやステッカーの様に裏紙を剥がすと色んなところに貼り付けることができる素材です。

これを裏紙までカットしない様にシートのみカットします。

これの表面のマスキングテープを丁寧に剥がして、その上から再度マスキングテープを貼り付け、カットしたストライプを丸ごと台紙から剥がします。

これを、シューズの位置に合わせて押し当てます。

表面のマスキングテープをゆっくり剥がすと、

こんな感じに張り付きます。

ドライヤーなどで少し温めるとくっつきやすくなります。

使用するカッティングシートは、「中川ケミカル」の「タフカルシート」か、「住友3M」の「スコッチフィルム」を使います。

これは屋外用の物を使ってください。

粘着が強力で剥がれにくくなります。

これでストライプは完成です。

靴紐はタミヤのアクリル塗料を使用して手書きします。

こんな感じになりました。

これで完成です。

外国人のフィギュアは特徴を捉えやすくて作りやすいのですが、日本人は「平たい顔族」で、特徴が捉えにくく、難しいですね。

知り合いの「似顔フィギュア」を作っている方が、「似顔フィギュアは作りたく無い」といつも言っています。

最終的に「似ている」「似ていない」が始まり、終わりがない様です。

以前、議員さんの小さなフィギュアを作りましたが、ご友人の方はすぐ、「XXさんだ」と分かってくれましたが、ご本人が、もっと可愛くしてくれと言われて終わりませんでした。

結局OKが出なくて徒労に終わりました。

こんなこともあるので似顔フィギュアは納品して感想を聞くまでハラハラします。

「似てないから返品」なんてことがないか。

今回のフィギュアは気に入ってもらえた様なので良かったのですが、ダメ出しを食らった物も有ります。

気に入ってもらえるまで作り直さなくてはならないのが辛いですね。

決して儲けようなんて考えていないので、自分の練習として製作しているだけなので。

ただ、ダメなところを的確に言ってもらえるのもスキルアップになるんですがね。

でも終わりが来ないのが辛いですね。

それでも作りますけどね。

ひとまずフィギュアの製作は今回の物は終わります。

次回は、また妖怪の被り物をアップします。

 


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