だいぶ前に製作した「ハルシオン製のエイリアン3」ですが、金型から製作された「インジェクション」のプラモデルなのに、組み立てるとまるでソフビか、ガレージキットの様に細かく、良くこれだけのディティールを金型から抜いたな!と思うほどよく出来ていますね。
エイリアン独特の骨の彫刻、細かい血管の様な部分、ジャバラのパイプの様な形状と、金型から抜きにくいデザインを見事に型抜きしています。
なので、改造も何も無しで、単純に素組みして、塗装するだけでかなり良いものになります。
キットは、次の段階に入ります。
先ず黄土色にエアーブラシで薄く塗った後、黒に近い焦茶色のエナメルで、墨入れします。
黒だと色合いがきつすぎるので、若干茶色を混ぜて焦茶色の濃いものにして、溶剤をたっぷり加えてシャバシャバにします。
それを全体に塗り込み、半乾きくらいで溶剤を含ませたティッシュで拭き取ります。
へこんだ部分に焦茶色が残る様に拭き取ります。
この拭き取る時に、ティッシュが汚れて来ますが、その汚れたティッシュをくしゃくしゃにして、軽く全体をポンポン叩きます。
焦茶色がまだらにつく様に、軽く叩きます。
その後、水性アクリルのクリアレッドで細かい線を書き込みます。
肩や、腕のジャバラ部分に細かく赤い線を書き込みます。
だいぶ仕上がって来ましたが、まだまだエイリアンとしては物足りません。
この後も、赤い線を追加したり、ティッシュで全体を叩いて焦茶色を加えたりします。
最後にはクリアで艶を出してヌメヌメした感じに仕上げます。
これをすると一気にエイリアンらしくなります。
完成まで後少し。
続く!
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