夢千年のナチュラル・ライフ

オーガニックな暮らしを求めて、愛知県の作手高原へ一家で移住して15年。スローライフ&スローフード実践中!

明日は我が身の桜ライン

2012年03月12日 | 東日本大震災 復興支援
check!
東日本大震災
青森県から千葉県まで、津波到達点を結ぼう
明日は我が身の桜ライン


2011年秋、最大の被災地のひとつ陸前高田市の、
子育て世代の若い被災者たちの発案で、
津波はここまで来たんだよ、と後世に伝え残すために、
市内の到達点を桜で結ぼう! 桜ライン311がスタートしました。
私たちは、その計画を最大限に支援し、
全国民の力でやり遂げるまで続けたいと考えています。
今私たちは、全てのみなさんに提案し、呼びかけます。
あの東日本大震災を、「明日は我が身」と受け止めて、
1本の桜を、津波到達点のどこかに植えることから始めよう!! と。



あっという間に風化して、記憶の彼方に押しやられかけている東日本大震災を、どうすれば持続
的に、ひとりでも多くの人が、連帯して協働できるかという課題に、応えようとするプロジェクトです。
ここまで津波が来たという到達点を、青森県の北端から、千葉県の南端まで、
ちいさな海辺の集落が、ひとつ、またひとつと立ち上がって、最終的には、それらの点が線になり、
大きな協働の輪ができることを、最終目標にしています。
被災地のひとびとには、自分の家の敷地などの到達点に、「ここに植えよう」と
言ってもらうだけでよいのです、実際に植えるのは、被災者以外の人たちです。
そして、その後の保守管理もそうであるのが良いでしょう。
例えば、50年後に老木となったソメイヨシノを植え替えるのも被災地以外の人がやりましょう。
もちろん現地の人たちが、植えることに参画したり、日常の保守管理したり、植え替えたり、
することに何の問題もありません、少なくとも「植えっぱなし」ではないことを、約束としたいのです。
ひとりでも多くの人に、自分の目で見ること、聞くこと、感じることを、
桜ラインに関係することによって、実現して、継続する。
それが何に発展するかは、誰の目にも、はっきり見えるはずです。
だれにでも理解できる、そしてその結果のすばらしさが容易に想像できて、簡単そうに感じられる、
そして実に深い奥行きをそこに込められる、それが「明日は我が身の桜ライン」です。


現在第一弾植樹ツアーを計画中です。
詳細は近日発表いたします。


WEBMAGAZINE 山の力
http://yamanochikara.com/


「明日は我が身の桜ライン」実行委員会仮事務局
TEL 0536-37-5000
FAX 0536-37-5115
info★a1000z.co.jp/
mail★biodebio.jpn.org 
愛知県新城市作手黒瀬字下山37-30(担当 黒田)

黒田です。再び3月11日が来ました。

2012年03月12日 | 東日本大震災 復興支援
昨日、3月10日、ささやかですが確かな一歩を記すことができ
ました。
たくさんのひとびとの力添えがあったからこそ、ここまで来ました。
さあ船出です。
桜ラインが完成するまでの、長い長い船旅の始まりです。
誰か、"Bon Voyage !!"と言って、祝福してください。

現地に行って、桜を植えたい、そして、長い間忘れないでいよう !!
と約束してくださった方も、予想を超えて集まってくださいました。
希望が見えてきました。

みなさん、ささやかなスタートが切れました。
実行委員会を開きましょう。
桜ライン初ツァーの計画を、早急に立てましょう。

実行委員会の開催日について、ツァーの実現可能な日取りについ
て、個人の都合を加味して、至急お知らせください。
実行委員会に参加希望のひとを、誘ってください。
自分は側面援助に回るというひとも、リストアップしてみてください。

津波で何もかもを失った、海辺のちいさな集落に、「自分の足で行
って、自分の手で」一本の桜を植えることから、始めましょう。

桜を植えたら、現地が見えてきます。
ひとびとの日々が、見えてきます。
そこから、長い復興再生の道が、始まります。

それが私たちの新しい人生です。
天が与えた人生です。
そこに大きな喜びを見つけましょう。
私たちが、被災地や被災者に何かを与えるのではありません。
私たちが、与えられるのです。
感謝の気持ちをいっぱい込めて、桜を植えに行きましょう。

text by 黒田武儀