夢千年のナチュラル・ライフ

オーガニックな暮らしを求めて、愛知県の作手高原へ一家で移住して15年。スローライフ&スローフード実践中!

山菜取りは・・・

2007年05月04日 | 環境のはなし
山菜が採れる季節となりました。
作手高原にも、ゴールデンウィーとあって
町からあがってきて道路わきに車を止め、
山菜採りしている人たちをしょっちゅう見かけます。
でも、地元の人はとてもイヤな思いを
しながら横目で見ていることを
町の人は気が付かないのでしょうか?

このような看板があちこちに立っていますが
「ケチだ」などと誤解してはいけません。

一生懸命、一年中、山や川、畑、田んぼのことを考えながら手間ひまかけて世話をしている自分の「庭」でもある土地に、見ず知らずの人が、平然とした態度で、ずかずかと入ってきては、栽培しているものまでも「野性のものだ」と勘違いして(?)無差別に芽を摘み取る人も結構いるのです。
タラなどは芽を積みすぎたり、枝をきたなく折るなどして、枯らすことさえあります。
ツクシなんか、いくらでも採ってくれてかまわないけれど、田んぼに水を張り始めてあぜ塗りをしたばかりのあぜに乗って、あぜを崩すコトだってあります。
「私はそんなことをしていない」と思っていても、疑いの目で見られていることは間違いないし、知らず知らずのうちに、やってはいけないこと、入ってはいけない場所まで踏み入れていることもあり得ます。

町から来られる方は、本当に慎重にならなければいけません。
野山といっても誰かの土地(庭!?)でもあるし、
放っといて山菜がなるわけではないのです。
誰かが手入れをしているからこそなのです。

私も、田舎に住んで初めて、その気持ちがよ~~~くわかりました。
うちの庭にも、来るんです。当たりまえのような顔をして、
ワラビやタラの芽、コシアブラなどを黙々と摘む人が。
タラの木などは、高いところに手が届かないと、
ボキッと折って採ります(--〆)

「あのぅ・・・どちら様ですか?」と声をかけると
「は? 山菜採りにきただけだよ」と言うのです。
「ここ、うちの庭なんですけど・・・」
「いつもここで山菜採ってるけど、何がいけないの?」
(-_-;)


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