連休いかがおすごしでしょうか。
札幌はここ数日寒くて、雨がみぞれになる瞬間も。
ということで、写真展のご紹介をしたいと思います。
5月6日から東京ミッドタウン・フジフイルムスクエアにて開催される
中野潤子写真展「讃雪の街 さっぽろⅡ」。(さんせつのまち さっぽろツー)
札幌清田高校で現代国語を教えていた潤子先生が
ライフワークにしているシリーズの2作目をまとめました。
先生は今、写真道展審査会員、北海道写真協会会員です。
第1作目は林忠彦賞の最終ノミネートまで選考されていた作品でしたが
何気なく通っていた街に、こんな風景や瞬間があったのかと、
私自身とても感動し卒業後、先生と写真を通じた巡り合いがあったのを
嬉しく思ったものです。
今回はその続き。札幌の雪と人々の表情を暖かく映し出します。
高校時代は写真に夢中、勉強は二の次で、放課後に作る薬品や
現像・焼き付けのことばかり考えて、何を学びに通学していたのか(笑)
微妙でしたが、先生の授業で作家・宮澤賢治が、妹さんとケンカした時は
残酷な言葉を言っていたというのを未だに覚えています。
読書感想文の提出に弱音をはいたら「あなたが書けないわけないでしょう。
やってごらんなさい。」とはげまされたことも。
先生の作品は、その1枚1枚についているタイトルも詩的。
見る人の気持ちに、奥行きと余韻を残してくれます。
私は仕事の都合上、東京まで足を運べませんが、
札幌展が開催された時には、ぜひ拝見させていただきますね。
開催おめでとうございます。
フジフイルムスクエアHP