あと数日で終わろうとしている2008年。
大文字のつたない文章と写真を(正しくは画像ですね)
閲覧していただき感謝します。ありがとうございました。
私にとって、今年は世相漢字そのもの年でした。
「変(へん)」。チェンジ。かわるということ。
8月にアマチュアからプロ活動宣言。
そのことで人間関係が変わってしまうかもしれないと
心配していたのですが、お会いした方には写真を仕事とする自分を
受け入れていただき嬉しかったです。
来年もどうぞよろしくおねがいします。
機材と一心同体のラグビー。撮りはじめてから
約20年になろうとしています。撮影を通じて
経験してきた良い事、悪い事を書けば
「事実は小説よりも奇なり。」になるかもしれません。
時にはプロやアマチュアの姿についても、考えさせられました。
「自分には才能があって、最短期間でプロになって
オフィシャル。すごいんです。」と前に出てきた方。
長年撮影しているベテランプロと一緒にタッチラインを走り、
その方の横にいてシャッターを切る。
ベテランが動けば動くという撮り方。
それは撮影会、講師の横にコバンザメ状態でついてまわり
「自分は先生と同じ視点を見つけて、すごいんです。」
というアマチュアの姿と重なって見えました。
主とするチームのサテライトリーグを撮影せず
離れた競技場にいるチームの公式戦に行き
お菓子の差し入れをいただいていた方。
「お疲れ様。」「ありがとうございます。」風でもなく
陸上のリレーバトンのごとく、あ・うんの呼吸で
手渡されたのは、北海道の有名メーカーのお菓子。
微笑み歩く二人は、熊谷のメインスタンドで第二試合を待つ
応援の方にも見られていたように感じます。
オフィシャルを二つ持ち、双方承諾をいただいていると言えば
それまでですが。
以前同じ写真団体にいたアマチュアの方には
「フォトグラファー」と明記したプロ仕様の名刺をくれた方が。
「私はアマチュアなので、フォトグラファーの文字を小さくしています。」
フォトグラファーはプロ写真家を意味する英語では?
私が注意すると、後日団体名を入れて直した名刺をくれましたが
プロカメラマンの掲示板にあった本心らしき発言に「?・・・。」
超有名選手を客席から撮った作品で、個展したのも後日知りました。
「ラグビーは撮影許可がおりていいですね。」と言っていたその方は
許可がおりなくても撮影決行。そして個展したのでしょうか。
自分の価値観だけが正しいとは思いませんが、
競技と同じく、撮影もフェアプレーでいきたいものです。
少々長くなりましたが、年末スペシャルなのでお許しを。
今年を振り返る写真はプレー以外のものを選びました。
12枚あります。気長に見てください。皆さんどうぞ良いお年を。
2008年1月 高校東西対抗
ノーサイド
2008年1月 大学選手権決勝 早稲田大学
最後の校歌
2008年1月 トップリーグ NECグリーンロケッツ
タグと心をなびかせて
2008年5月 佐賀招待ラグビー 佐賀ドリームフィフティーン
佐賀工 最高 佐賀の夢
2008年5月 日本代表VSクラシックオールブラックス
センシュ ハクシュ ブラックス
2008年8月 北見ラグビーフェスティバル NTTコミュニケーションズシャイニングアークス
天高い ボール追う夏 シャイニン・グー
2008年9月 トップリーグ サントリーサンゴリアス
トライを決めて
2008年9月 花園予選北北海道大会 北見北斗高校
写真を囲んで 優勝報告
2008年10月 トップリーグ NECグリーンロケッツ
マルスの出番
2008年11月 日本代表VSアメリカ代表
スタンドにメッセージ
2008年12月 早明戦 明治大学
紫紺の空気に 押されて走る
2008年12月 早明戦 早稲田大学
国立の影 夕日と円陣